進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

参勤交代と通勤

最近、自動車で通勤していると中学校で習った参勤交代を思いだす。Wikipediaを参考にさせて頂くと下記のようになる。
参勤交代とは、各藩の藩主を一年おきに江戸に出仕させる江戸幕府の法令のことである。
通勤とは、従業員を一日おきに会社に出仕させる会社の法令のことである。
なんか似てないかな。
参勤交代の目的は、諸大名に出費を強いて勢力を削ぐことにより謀反などを抑える効果がある。
通勤の目的は、従業員に出費を強いて経済力を削ぐことにより反抗などを抑える効果がある。

僕は、自動車で通勤している。
通勤車両を新車で買うだけでも160万円程する、ローンで買うと金利が20万円位のる。初任給が20万円とすると手取りが16万円だとすると、通勤車両の購入だけで11カ月と1週間の労働しないといけない。
車の維持費をシミュレーションすると購入費を差し引いて年間20万円になる。維持費を稼ぐのに1カ月と1週間かかる。
通勤手当としてガソリン代が支給されているが、通勤車両の維持費の11%程となる。後は従業員が持つ必要がある。事故を起こす可能性を考えるともっと維持費がかかる。
1カ月当たりの維持費は、3.2万円になり、手取りから引くと残りが12.8万円になる。12.8万円から生活費や遊びにお金を使うといくら残るだろうか。
これだけの維持費を通勤車両にかけていると、給与がほとんど手元に残らなくなる。


通勤にこれだけのコストをかけていると、金融資産を蓄えことが難しくなる。
金融資産が少なくなると、会社にしがみつく必要があるので、理不尽なことを要求されれても抵抗できなくなる。


どこの会社も同じような時間に出勤と退社するから道が混んでいる。そのため、普段の1.5倍くらいの時間をかけて通勤している。
通勤に時間をかけさせることで、残業手当なしで拘束しているんじゃないかと思う。拘束時間を延ばすことで、副業をしにくい環境にして、収入を得る機会を減らせる効果がある。
収入を給与に依存させることで、会社がすることに対して抵抗できないようにしてると考えられる。


通勤により、収入元を減らし出費を強いることで会社に対する反抗を抑える効果があると思う。
通勤は、現代の参勤交代とい言えるのではないか。