進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事を通じて成長しなくていい

合同企業説明会に参加したことがある。
どこの企業も就職活動で成長できることや仕事を通じての成長についての話をやたらときいたことを覚えている。
大手の企業の社長が「成長は仕事を通じてしかできない」と言っていた。
会社に入ってからも経営者からやたらと「仕事を通じて成長しなさい」と言われた。
研修では、ことあることに伸びろと言われたことがある。僕は伸びて何になりたいんだろうか、ラーメンにでもなりたいのかと思った。
仕事と成長はセットであるかの様に言われている。


成長は自分のためにするものであって、生活費を稼ぐ手段でしかない仕事のためにするものではない。
仕事での成長が自分がしたいものが一致すればいいと思うけど、仕事での成長が自分がしたい成長とは、違うことがほとんどだと思う。
例えば、英語を話せるようになりたいけど、外人とやり取りをすることや海外転勤がない職場で仕事をすることになると、仕事では英語力を伸ばすことができない。
それなら、仕事を定時に帰って英会話スクールに通ったり、休日に勉強したほうが確実に英語を話せるようになると思う。
成長したいなら仕事以外でする方が、自分がしたい成長ができる。


仕事での成長は、具体的な成長だけでなく、精神的や人間的といった抽象的な成長ができるといわれるかもしれない。
精神的な成長がしたいなら、体を鍛えることを通じて成長することができるし、人間的な成長は、友達や恋人との付き合いや、親孝行や趣味を通じて成長させることができる。
このブログを書いていると、そもそも成長自体に意味があるか分からなくなってきたけど、仕事を通じての成長する必要が無い。成長は、目的を達成するためのものだと思う。


経営者が仕事を通じて成長を求める目的は、会社の利益と存続のためなので、経営者のためだけに言っている。従業員は自分達のために成長した方がいい。
成長は、毎日楽しく生きていくためにするものだと思う。