進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

一番大変なのは新入社員かもしれない

僕は勤続年数的には中堅従業員になるらしい。給与は、新入社員だけども。
今思えば、一番大変だったのは、新入社員の頃だった。

入社直後には、今後の人生で何の役に立たなくて馬鹿げた根性論を叩き込まれる研修を受けさせられる。自衛隊体験入隊をさせられて理不尽な理由で怒られる研修を受けさせられた。
新入社員だと、ミスが多くなるのは当然だと思う。ミスした理由もわからないので上司に報告するときに困ったことも多々ある。また、同じようなミスをした先輩よりも怒られることもあった。
雑用も新入社員の仕事であった。
休日に行われる全社旅行や運動会などのイベントにも参加しないといけないので、土日が潰れて次の日からまた仕事することもあった。
忘年会などの飲み会では、一発芸をしたり、何の魅力もなく話も面白くない上司にお酒を注ぎに行かないといけなかった。
入社直後がお金が無いので会社を辞めるとすぐに生活に困ると思っていたので、理不尽なことや参加したくないイベントに参加しないと会社に残れないと思っていたので断れない。
やりたくない仕事でも断ることができなかったので新入社員の頃はストレスが溜まっていた。


そのころと比べると、根性論を叩き込まれる研修自体がないし、断ることもできると思う。
仕事をしているとルーティンワーク化していくので、ミスは少なくなっていき、たまにミスをしてもあまり怒られることもなくなる。
参加したくない会社のイベントは、全て断っている。たまに、嫌みを言われることがあるくらいで、今のところは、会社にいずらくなることは無い。
理不尽なことに対して言い返したり、嫌な仕事を断ることで起こる最悪の事態が、会社を退職することだと思う。
ある程度、お金を持つと仕事を辞めてもすぐに困ることが無いので、理不尽なことに対して言い返せるし、嫌な仕事を断ることができるので、新入社員の頃よりストレスが溜まらない環境で仕事ができていると思う。


仕事で成長すると仕事がしやすくなると聞いたことがあるが違うと思う。
仕事がしやすくなったのは、勤続年数が長いからであって、仕事を通じて成長してからでないと思う。
学校の部活を思い出してほしい。一年生は基礎練習やボール拾いなどの雑用が多くて、面白くなかったと思う。学年が上がると雑用から解放されて、好きな様に練習ができるようになったと思う。
この感覚に近い。
会社では、成長すると仕事の量と難易度が上がるので、成長するとストレスがたまる環境で仕事をしないといけなくなると思うので長く続けても新入社員の時より楽になることが無かったと思う。
少しでも楽な環境で仕事がしたいと思う新入社員は、ほどほどに仕事をして、成長なんかしない方がいいと思う。


頼まれた仕事を全て引き受けていると新入社員より大変になっていたと思う。仕事を程ほどにやりたいなら、頼まれた仕事を断ることも大事なことも知っておいて欲しい。
入社後の研修で頼まれた仕事は、「試されごとなので期待以上にやりなさい」とか、「喜んでやりなさい」と言われたかもしれないが、なんかの冗談だと思って忘れてほしい。