進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

レジ袋の有料配布は増税と同じ

この記事によると、レジ袋の有料化を義務づけることを検討しているみたいだ。
容器包装リサイクル法に基づき、有料配布などを通じて消費抑制の努力をするよう求められているとのことだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00000094-mai-env


スーパー各社が足並みをそろえて袋を有料にして、消費量を抑えることでプラごみ対策になるとのことだけど、こんなことをやっても意味がない。
本当の目的は、レジ袋を有料化することで、売り上げを上げることにある。仮にレジ袋の消費量が減ると、ゴミ出しをする際の袋を買うことになるので、ビニール袋の消費量はあまり変わらない。
政府としても、レジ袋の消費量を抑えて、政府や市町村の指定ゴミ袋を有料で買わせる狙いがあるのだろう。実際に、指定ゴミ袋出ないとゴミが出せない地域もある。
指定ゴミ袋出ないとゴミが出せないことは、料金を払ってゴミを回収してもらっているのと同じで、増税をしているのと変わりがない。
ゴミを出す為に、新品の袋を使うのと、中古のレジ袋を使うのと比べると、環境に良いのは後者出ないだろうか。
新しい袋を使ってゴミを捨てる行為は、古い箱に入っている服を捨てるときにわざわざ新品の箱に詰めて捨てるのと同じだ。
環境に良くないことをして不便な思いをする。レジ袋が無いと買い物の際に面倒になる。毎回、袋をお願いするか、買い物袋を持ち歩くことになる。

 

買い物袋を持ち歩いた方が環境負荷が少ないと思うかもしれないがそんなことはない。
レジ袋の原料はポリエチレンである。つまりレジ袋は石油から作られるプラスチック製品である。
ポリエチレンは、石油の中で質が低い部分を使っている。
石油は、動物の死骸からできているので、成分に偏りがある。その中には質のいい部分と悪い部分がある。
牛から肉を取る際に、ステーキに使われる肉やもつ鍋に使われる内臓が有るのと同じような感じだ。
悪い部分が使わて作られているのがレジ袋である。
一方で、買い物はポリエステルで作られている。ポリエステルは、石油の中の質がいい部分に当たる。
レジ袋を使わずに買い物袋を使う行為は、石油の中の質が悪い部分を節約して、いい部分を使う行為と同じだ。


政府がこういうことに口出しをしないで欲しい。
レジ袋を有料化を義務化して消費量を抑えたところで、環境負荷は減らない。
生活が不便になるだけだ。


海洋汚染が深刻なプラスチックごみの削減のために有料化して消費量を抑えたいなら。
レジ袋自体を禁止するべきだと思う。もしくは、海洋汚染にならない袋を使うようにして欲しい。