進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

自主的に動く人が欲しいなら、学歴と職歴が無い人を雇ってみては

就職活動をしていると企業の採用担当者からは、「自主的に考えて動く人が欲しい」とか、就職した後の研修では、「指示待ちでなく自ら動いて仕事をして欲しい」と言われた。
受身になるのでなく、積極的に動いて欲しいのだろう。
そういった人材を求める企業に限って、高学歴の人を採用していたり。職歴が有る人を好む傾向があるけど、これって矛盾している。
高学歴の人は、学校教育をまじめに受けてきた人であるし、職歴が途切れていない人はサラリーマンとして長年サラリーマンをしている傾向が有る。
学校教育やサラリーマンでの研修や仕事は、受け身の人材を育成するためのものが多い。


小学校から高校の授業は一方的に受けているだけなので自主性が無い人が育つ。大学も講義を選択できるがやっていることは、高校と同じだったりする。
教師が一方的に授業を進めて、テストを受けるだけで、テストも教えて貰ったとうりに問題を解けば高い点数がとれていい評価を得る。
こんな事をしていても受身の人間が育つだけ。自分で判断して行動する能力は育たない。
学歴が高くなるほど、自分で判断して行動すせずに生活できてしまうので、学歴が高い程、受身の人間になる可能性が有ると思う。
学校教育は、教師の指示どうりのことを行う人を育成している。


学校教育は最低でも小学校から高校まで12年間受ける。教育を受けているうちに主体性の無さが刷り込まれていく。
会社でも自主的に動かないし、指示待ちの人間になる。
会社では、勝手にやっただけで怒られることもあるし、自主的にやった結果が良くても給与が上がらないので、指示待ち人間の方が得をすることが多い。
サラリーマンにとって仕事は、生活費を稼ぐためにしているので、出来るだけ楽な方がいい。自主的に動いても疲れるだけなので、サラリーマン生活をしているうちに指示待ち人間になっていく。
職場でも課長までに限って見ると、役職が上がるほど上に対してはYESマンになる傾向がある。
サラリーマンで楽をして稼ぎたいなら指示待ちに限る。そういった意味では、学校教育は成功している。


日本では間違えることが悪いとされている空気が有る。こういった価値観も学校教育を受けるうちに培われている。
失敗を前向きに捕らえて修正することも少ない。失敗をしない為にも、前例に従ったり、上司の指示に従って仕事をするようになる。
こういった価値観も、自主性を損なわせる。


学校教育やサラリーマン生活が長くなる程、支持待ちになる傾向がある。
自主的に考えて動く人が欲しいなら高学歴な人やサラリーマンとして職歴があって出世をしている人を雇うのは間違えている。
自主的に動く人が欲しいなら、学歴と職歴が無い人を雇う方が得策だ。