進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

会社で言われる協調性は無視した方が楽になる

会社では協調性が大事だとされている。協調性があることが常識の様に言われる。
協調性が無いと社会人として失格だなんて烙印を押されると思うので、乗り気でない事でもみんながするからと言う理由で参加する人も多くいる。
僕は、会社で言われる常識には否定的な考えを持っている。
会社に入社した直後は、協調性を大事にしていた。しかし私はこの協調性がとにかく嫌いで、会社員だとこれを重視するのは全く理解できない。
ブログでブラック企業を批判しているうちに、協調性がどうして嫌いだったのか分かった。結果的に協調性は完全に無視していいということが分かった。


そもそも、協調性の本来の意味は、
異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質
となっている。
平たく言うと、お互いが妥協点を見つけて歩み寄って、目標に向かうというものだ。

ここで思ったことは、会社で言われる協調性と意味が違う。
会社では、みんながしているからお前もしろと言ったものである。そこにお互いが歩み寄る過程が無い。妥協点も無い。
会社での協調性は片方の意見を押し付けるただの強要である。
意見が会社員にとって都合が良いものなら問題はないが、大抵は経営者に取ってのみ都合がいいものであったりする。

例えば、残業をしろとか、休日出勤をしろとか、会社のイベントに出ろとか言われて断ると「協調性が無い」と言われる。

本来の協調性で用いるなら、「問題を解決する為に解決案を出すから協力して欲しい、協力してくれたら、要求を受け入れてもいい」となるはずだ。
残念ながら会社では、解決提案が出されることも、要求を聞かれたことも無い。
休日出勤や休日に会社のイベントに参加したら、その分だけ好きな時に休んでいいといった提案をすることが本来の協調性になるはずだ。
もしくは、従業員の要求を聞くことも有りだ。


大体は、経営者や上司は立場の違いを利用して、同調圧力によって要求を無理やり通してくる。従業員も会社に居れなくなると困るので反論せずに要求を聞き入れるしかなくなる。
本来の意味の協調性とかけ離れている。協調性と聞こえのいい言葉を付けっているが、ただの強要や同調の圧力になっている。

会社で言われる協調性は、本来の協調性からは遠くかけ離れた言葉であり、ただ単に不利な条件を一方的に押し付けられているだである。


会社で「協調性が無い」と言われると社会人として失格だなんて烙印を押されたと思い、落ち込む人が居ると思うけど、そんな必要が無いと思う。
逆に、協調性が有ると言われる人の方が、従業員として損をしている。協調性が有ることは、強要や同調の圧力に負けてただ単に不利な条件を受け入れて損をしているだけだ。
協調性という言葉で、同調圧力によって要求を無理やり通す会社は、労働条件が悪い。働き方に応じて給与が上がったり、休日が取りやすい会社では、自主的に協力してくれる会社員が多くいるから強要する必要が無い。
見返りがないから、強要して協力させることしかできない。
だから、協調性が無い方が会社では得をする。嫌なイベントは断ればいいし、残業や休日出勤もしたくないならはっきり言えるのでストレスも貯まりにくい。
経営者や上司の要求を断ると、会社に居づらくなると思うかもしれないが、労働条件が悪い会社では人手不足が起る傾向が有るので、簡単にはリストラに合わないはずだ。
会社で言われる協調性という言葉により付けてくる不利な条件は一方的に飲むと損失が出るだけだ。


仕事は誰の為にするのかというと、自分の利益の為にしている。不利な条件を一方的に押し付けられるのであれば無視するべきだ。
会社が言う協調性は完全に無視して行動した方が、従業員にとっては快適になるはずだ。自分の利益にもなる。
経営者や上司から「協調性が無い」とう言葉を頂くたびに、自分は得をしていると考えよう。