中国は、中央集権化で自滅しようとしているのか。
第19期中央委員会第4回総会が採択した決定の全文を公表した様だが、具体的なことは何も言っていない。
事前の報道では、China7からChina9にして後継者候補が入ってくると言われていた。第4回総会が終わったが人事が公表されていない。
「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」で「全党を武装し、人民を教育する」と勇ましいことを言っているが中身が無い。
中国は相当追い込まれているのでないかと思う。
終わりかけたブラック企業を見ている様だ。利益が少い為、給与で人を引き付けることが出来ないから、思想で従業員にやる気を出させる。洗脳しないと、やる気が出ない組織はもうだめだ。
中国は経済で中央集権化しようとしているが、国家主導であらゆることをやっても上手くいかない。
今も無茶なことをしようとしている。
今後は少子高齢化で、社会保障費が膨れ上がろうとしている中、空母を作って世界に出て行こうとしていいる。やっていることは、北朝鮮の先軍政治と同だ。
中国は、ソ連と北朝鮮を目指しているのかな。
以前から民間企業に資金が回らない状態であった。そこで政府支出を増やして民間に資金を回していた。大量の補助金をばら撒いて経済をもたせた。
その結果、派手なインフラが整備されたが、誰が使うか分からないビルやどこにつながっているか分からない道路、誰もすまない街や衝突する新幹線が増えた。派手なインフラを整備するにもお金がかかる。
誰も使わないものを公共投資で作ったので、投資した補助金が回収できる訳もなく。借金が膨れ上がった。
資金がショートして、おかしな状況に陥っている。更に公共投資しても無駄になる。
そこで考えたのが、ICU経済である。破綻しかけた民間企業を隔離して、利益が出るまで共産党が指導することで、復活すると考えている様だ。
そんなことをしても、上手くいくはずがない。国家主導でソ連が民間企業を運営しようとしたが失敗した結果、崩壊した。政治家が何年か先に当たるビジネスを考えれるとは思えない。
中国も同じことを過去にして、破綻しかけたから、鄧小平が出てきて、経済だけは民間に任せて自由にやらせて繁栄してきた。
習近平がやろうとしているのは、鄧小平がやってきた自由な経済を破壊する行為だ。
中央へ集権強化で中国は、破綻への道を歩んでいる。勝手に自滅する分には良いが、他国に悪影響を与えるのは辞めて欲しい。中国はメンツを大事にする国だから経済が崩壊しても国内で抑えるから大丈夫なはずだ。
