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老後破産って何それ

老後不安を煽る記事が多いなと思う。

headlines.yahoo.co.jp


「老後資金が2000万円足りない」問題など、この手の老後の不安を煽るニュースを沢山見かける。
僕は先のことを不安に思ってずっと準備する人生より、先のことを気にせずに準備はしない人生の方が良い。
先のことを気にして準備して困るかもしれないより、好きなことをして困ったことが起こるかもしれない方が良い。


経済的なことは準備しても、困ることは有る。大きな病気やケガをすればサラリーマンの給与で蓄える金額位はすぐに無くなる。
足りなくなれば、遅かれ早かれ支払いが出来なくなって生活保護を貰うことになる。貯蓄が減っていく様子を見ていると不安になる。貯蓄が無ければそうした不安を味わう期間が短くなる。
そもそも、経済的な心配なん些細なことだと思う。どうせ致死率100%で死ぬのだから、お金の心配は死ぬことに比べると些細なことだ。
経済的な心配をするあまり、健康で居れる時間を失い方がもったいない。
お金の心配をするあまり、仕事が辛くても続けてしまう。辞めれないと思うから上司に無茶ぶりされても、断れない。お金の為にストレスを溜めながら生活をしてしまう。
老後の経済的な不安を考える時間も勿体ない。困ると気は困るのだからその時に考えればいい。


「老後資金が2000万円足りない」と言われるが、現実的でないシュミュレーションしている。
確か、貯蓄が無い状態で定年を迎えて、年金を20万円もらって生活費が25万円で毎年60万円足りない。その生活を30年ちょいする過程だった。
そもそも、貯蓄が無い状態で年金20万円だから、毎月生活費に25万円使う気にはなれない。生活保護を貰えばいいと思っている僕でも、20万円以内で生活をしようとする。普通に生活する分には20万円あれば十分だ。
年金の手取りがが20万円貰えるなら、年金の代替率が50%だとすると、現役の頃はほぼ途切れていないで約40万円以上は稼いでいたはずだ。
それだけ稼いで、定年を迎える時に貯蓄0ということは、貰ったお金は全て使う人なんだと思う。
だから、仮に老後の収入が100万円あったとしても、100万円以上使うのだろう。


老後資金が2000万円足りないと言われるが、そのお金を誰が貸すのだろうか。
現役で収入が有る時なら、2000万円貸す金融機関が有るが、定年を迎えた人に毎年60万円づつ貸して、返済はゼロの状態を30年続けることになる。こんな条件で貸す金融機関は無い。
有ったとすれば、亡くなるときに2000万円踏み倒すことになるので、本人にとって問題にならない。

身内に借りる方法が有るが、裕福な身内が居ない限り貸して貰えない。
殆どの人は、生活をしながら老人に毎年60万円かし続ける余裕はない。最初は借りれても、少しすれば貸してくれなくなる。
借金が出来なくなると、年金の範囲内で生活しないといけない。なので、老後資金が2000万円足りない状態に陥らない。


気を付けないといけないのは、老後の不安を煽って、それを解消する為に過度な備えをしてりまうことだ。
仕事が辛くても我慢するばかりの人生になる以外に、老後の不安に備える商品にも注意が必要だ。
「老後資金が2000万円足りない」を利用して個人年金に入って、僅かな金利しか貰えない商品を長年買ってしまい、個人年金を払う為に働いてしまうのも勿体ない。
仕事が嫌な時は辞める、個人年金には入らない。これに限る。支払いが増えると仕事が辞めにくくなる。
老後の心配で今を疎かにしては意味が無い。どうせ致死率100%で行きつくところは分かっているのだから、先にことを気にしても仕方がない。