進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

無修正でよくないか

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改善内容の発表会がある。資料の直しをするために、係りで読み合わせが有る。
正直言うと、直しなんて無くても良い。
どうせ、聞いている側は、内容があっていようが間違っていようが気がつかない。
気にも止めないかもしれない。

聞いている側が考えていることと言えば大体「早く発表を終えて欲しいな」くらいのことだろう。
内容に関心が無い上に、集中して聞かないだろう。
前のスライドと次のスライドで矛盾することを言っても誰も気が着かないかもしれない。

それなら、読み合わせをして修正なんてせずに、内容が合っているかどうかより、脳死状態の聞き手でも理解しやすいような資料にした方が良い。
間違いがあるかどうかは、気が付かない。内容の修正より、分かり易い資料を作った方が、評価は高そうだ。
そもそも、高い評価をとっても賞金は出ないし、給与も上がらないので意味は無い。

発表しても賞金が出ないなら、内容もでっち上げでいい気もする。当然、改善による効果金額も実際の数字とは異っても問題ない気がする。
働く目的は給与を貰うことだ。給与にならないことはする必要が無い。
給与にならないことに力を入れるから、労働がハードになる。
だから「発表はしない」と言ってしまうと角が立つので、簡単に作れる資料で発表することが、作り手側の最大利益になる。

読み合わせして修正なんてせずに、分かりやすい資料を作って、そのまま発表すればいい。
内容が間違っていても気が付く人は居ない。
気が付くとしても、本人が発表中に「ここは違うな」と思うくらいだ。
そもそも、内容がでっち上げだと、間違いも無いか。

困ったことに上司はこうしたことを認めない。
上司も経営者に上手く利用しされていることに早く気が付いて楽に仕事をして、部下も楽が出来るようにしたら良いのにといつも思う。