進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

一族経営の役員は、ピンハネで4000万円の車を買う

ポルシェが国産コンパクトカーに追突して、国産車に乗っていた人が亡くなる事故が起ったみたいだ。

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news.yahoo.co.jp

ポルシェを運転していたのは、一族経営の会社の役員をしていたとのことである。新車で買うと4000万円はした車両である。車の色は、オプションカラーで、40万円する。
一方で被害者の車は、新車で200万円クラスである。
会社の役員が、4000万円の車が買えるわけが無いと思っていたが、
一般従業員が役員になったとしても、手取り年収で4000万円受け取ろうとすれば、半分は税金で天引きされるので、8000万円は稼がないといけない。
日本の企業で、高額な役員報酬を出せるのは、一部の大手企業くらいだろう。手取り4000万円貰えたとしても、同等の金額の車を購入するには気が引ける。
家庭があれば、2人乗りのスポーツカーに手取り年収を使えない筈だ。
何処の企業の役員かと思えば、一族経営の会社とのことだ。役員だから、経費でポルシェを買っているのだろう。
ポルシェを所有しながら、普段は国産車に乗っているとのことだが、こちらも経費だろう。会社からすると経費で利益を減らして、法人税の節税を行っている。
役員本人からすると、会社の経費で4000万円の車を買って私用で乗り回している。
一般の従業員が同じことをすれば、給与から税金や社会保障を天引き後のお金で買うことになる。
この会社の従業員はいくらの給与を受け取っているのだろうか分からないが、給与は役員より少なく。
通勤に車を使うにしても、税引き後の給与から、車を買っている。

給与が安い会社なら、中古車に乗って、価格は、オプションカラーにしかんらない40万円なんてことも有り得そうだ。
報酬も高い役員は経費で私用に使う4000万円の車とオマケで国産車も買えて、従業員は、通勤に使う車も給与から支払う。
役員は、従業員に対して必死に働け、何としてでも売上を達成させろ。1秒でも無駄にするな。と主張している。
従業員が私生活を犠牲にしてまで働いて利益を上げたとしても経営者が私用で使うポルシェになるわけだ。車に限らず私用で、会社のお金を使いこんでいるだろう。
頑張った従業員に対しては「常に経営は苦しいだから、給与は上げれない」と言っているわけだ。
酷い場合だと、従業員の努力が足りないとでもいうのだろう。
経営者一族が、私用にお金を使いすぎて、利益を生まない車を買っていたら経営は苦しくなるだろう。
まだ、従業員にお金を還元した方が、将来の収入に繋がる。
苦労だけさせておいて、給与は上げない。優秀な従業員ほど、嫌気が差して辞めていく。
それで、経営者は、人手不足で苦しいと嘆く。私用に経費を使った結果だろう。自業自得である。

一族経営だと、身内であるとした理由だけで、本来なら末端の労働者で終わる実力や努力しか出来ない人でも役員になってしまう。
しかも、一般の従業員より早く出世していく。出世したら、私用で経費を使い、給与も高い。一般の従業員からしたら、馬鹿馬鹿しくて、まともに働いていられない。
本来なら、300万円の車に乗れたらいいところ、4000万円の車に乗ってしまう。車の性能に反射神経が追いつかないで事故をする。
4000万円の車ともなれば、剛性も高く、一般の車より運転手へのダメージも少ないのだろう。サーキットを走る前提なので、事故しても安全に作られているのかもしれない。
だから、追突された一般車両に乗っている人が亡くなるのだろう。
恐らく、被害者は、雇われ仕事をしていて高級車が買えないか、経営者で儲けていたとしても私用で経費を無駄使いしない人だったのだろう。

この事故を見ていて、必死に働くのがいかに無駄なことか分かる。
従業員として必死に働いて出した利益で、何の苦労も実力も無い身内がその利益で4000万円の車を買い。
私用で乗り回しているときに、雇われ仕事をして稼いだお金で買った車に追突して、死なせる。
あくまでも事故なので、被害者はすぐに解放されて、免許を取り直して、また新しい車に乗るのだろうな。
「次は、フェラーリでも乗ろかな」って考えてそうで怖い。

従業員も給与が増えないなら、仕事を頑張る必要が無い。増えないのに頑張っても、経営者が運転能力以上の車に乗るだけである。
その車で事故を起こして、同じ立場である従業員に被害を与えるだけである。
給与分の働きをすることで、無能経営者は、従業員の同等の車に乗るだろう。
このレベルの車は、アクセルを踏んでもすぐに反応しないので面白くない。速度を出す気にもなれないだろう。
一族経営の役員による事故を減らす為にも、給与分以上の働きは控えるべきだ。