進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

貯蓄の達人に魅力を感じない

31歳、貯蓄1100万円。派遣社員の彼が100万まで減った貯金を立て直した方法とは
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/3de3a2dd7e40469bfaae3a2c8fa9c3ffe4d8b620

マルチ商法に掛かって貯蓄が一時的に減ったが、節約をしつつ、派遣の仕事をしつつバイトもいれて貯蓄を増やした。
周囲は遊んだり、旅行をして楽しんでいる中節約しているとあるが、本当は旅行にも行きたいのでなだろうか。
派遣の仕事をしつつバイトを入れていたら、仕事以外の時間が無い。バイトは飲食とのことだ、土日祝日だけでなくお盆も正月も休めなさそうだ。時給も高くなさそうだ。
貯蓄をする為に自分を犠牲にし過ぎている。31歳と言えば、もう、若くも無い。既に若い時間を労働に費やして、やりたいことを我慢して節約して得たのが、通帳に書いてある11,000,000円の数字だけ。
何年働いて貯蓄1100万円になったか分からないが、高卒なら13年ほど、大卒なら9年ほど働いたことになる。
高卒なら年間85万円、大学なら年間123万円ペースで溜めている。休みなく働いている割に遅い。
今後も、数字を増やす為に、やりたいことを我慢して、労働しかない人生を歩んでいくのだろう。

貯蓄を増やす目的で労働していたらキリが無い。時給が安い。1000万円貯蓄を増やすなら、手取り時給800円で働いたら12500時間働く、毎日10時間働いて3.4年かかる。3.4年の収入を全て貯蓄にしてやっと1000万円だ。
実際には生活費が有るので、年間100万円だとして、差し引けば、毎日働いても年間に192万円の貯蓄になる。
1000万円増やすには5.2年ちょいかかる。目標額は3000万~5000万円とのことなので、その頃には40代前半~50代前半になっている。人生の若い時間を全て貯蓄に捧げる気でいるのか。正気でない。
貯蓄が目的になれば3000万~5000万円まで溜まると次は、1億円となるのだろう。その額を達成する頃には寿命を迎えて、お金の所有権を失う。そこそこの額を残せば、相続でもめる。本人も相続する身内も不幸になる。
貯蓄の目的が貯蓄を増やすだけなら、もっとお金が欲しいの繰り返しで、キリが無い。増やすには、労働時間を延ばすしかない。
減るのは嫌なので、貯まっても使えない。1000万円持っていても1000万円を切らない様に使う。2000万円持っていても同様である。
お金を溜めても使えない。使えないなら最初から無いのと同じ。使えないお金を溜め続ける為に、労働で自由時間を売るだけの人生になる。

別の目的が無いと溜め続けるだけになる。例えば労働が嫌いで、派遣の仕事から解放されたい目標が有れば、何歳までに何万円貯めて辞めるとなる。目標の額に達したら、貯蓄を増やさないで済む。
仕事以外にも、欲しいものが有るから貯蓄をするのも有りだが、今の時代働いていれば、大抵のものはローンで買えてしまうので、どうしても欲しいなら貯蓄が要らない気もする。
旅行に関しても、安くいける時代だから貯蓄が少なくてもいける。
貯蓄する目的が貯蓄以外に作る。本当にその目的為にいくらの貯蓄が必要なのか検討しないと、過度な貯蓄を作る為に働く。

参考にした記事の最後に31歳、貯蓄1100万円作った人から貯蓄が出来ない人にアドバイスしているが良い迷惑だ。
貯蓄を増やすだけなら、従順な従業員をして働くだけでそれ以外は何もしなければ勝手に増えていく。
私生活では、寝て起きて暇な時はYouTubeやテレビを見る以外に何もしない生活をしていれば貯まる。
お金を使う方が難しい。
人間関係に使うにも友人や恋人、家族が居ないと使えない。
趣味に使うにしても、自分で趣味を見つけないといけない。
買い物をするにしても欲しいものを見つけないといけない。
貯蓄をする為に仕事をするだけなら、上司の指示に従っていればそれでいい。仕事中は脳死状態の方が幸せかもしれない。都合の悪い面が見えないので、長く続けれそうだ。
私生活でも貯蓄をするだけなら、脳死状態で何もしない居れば増える。
貯蓄を作るなら、脳死状態を保てばいい。