特に最近、僕は、従業員として終わっていると思う。
使用している設備が故障した。当然、仕事が滞る。納期もあり、間に合わない場合も有る。
普通の労働者なら早く復旧して欲しい。その為に何が出来るか考える。
復旧後は、少しでも遅れを取り戻そうと、効率良く働き残業もするかもしれない。
今となっては、復旧に時間がかかることを望んでいる。
可能であれば、このまま復旧しないで欲しいとも思う。
復旧後に遅れを取り戻す気も無い。残業は論外だろう。
それに加え普段の業務もやる気が無く。
完全に労働者として終わっている。
上司もやる気が無く。遅れを取り戻す気も無いのは知っている。
やる気が無さ過ぎて、うっかり退職を申し込んでしまったときも有った。
何故か引止めに合う。
給与不足による人手不足が起っているからだ。
どんなにやる気の無い従業員でも残って欲しい経営者の意図を汲み取って、上司は引き止められた。
解雇したい従業員が自主的に辞めてくれるなんて、本来なら嬉しい出来事なのにね。
僕が上司の立場なら、カズダンスを決めている。
引き止められたが、辞めるとも残るとも返事をしないまま半年以上経っている。みんなデタラメだな。
終わっている従業員が退職を申し出ているのに、辞めさせれない会社も終わっている。終わったもの同士になる。
終わっている従業員を残さないといけないのは、安い給与を放置して会社の利益を優先した結果だろう。
利益を求めるなら、給与を上げたほうが良いと思う様になる。
終わっている従業員は、僕だけならまだいいが、他にも沢山居る。
給与が足りないので、仕事の有無に関わらず残業する従業員が多数居る。
低賃金労働者だから生活費が特別安いとは限らない。
生活費が稼げるまで、会社に居座って残業代を稼ぐ。
仕事が多いときなら、会社にとっても残業は有りがたい。
少ないときも有る。会社の仕事量に関わらず支払は一定なので、仕事が無いから定時帰宅とはならない。
仕事が無くても残業している。
もちろん、生活費を稼ぐ為の残業はカラ残業なので雇用契約違反にも違法にもなる。
契約や法律すら守れない論外の従業員が多数在籍する。
その一方で、優秀な人や将来仕事が出来るだろうなと思われる若手が辞めていく。
辞める人が続出するから、やる気の無く楽することだけを考える従業員を辞めさせられない。
退職を申し出られても、上司は不本意ながら引き止めている。
そんなことをしている間に、終わった従業員ばかりが残っていき。会社も終わっていく。
最近では、ダラダラ仕事をして子使い程度の給与だが貰えている。退職してたら貰えなかったと思うと得した気分になる。
少しでもだるいと思ったらいつでも辞めれる精神で働くと、全くストレスを感じない。
退職してまでやりたいことが出来ない。
ストレス無く働けている。
この2つが揃っている間は、終わっている会社で終わっている従業員を続けても良いかと思う。
