進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事に給与以外価値が見いだせない

雇われ仕事にお金以外の目的を抱いて働いている人が居る。
会社の為に働くとか、客の為とか、自己成長とか、やりがいとか。
なんだそれ。

全く実利が無いのに、これらの為に働くと確実に自由時間と労力を失う。
お金以外の目的で働いているオジサンが周りに居るがみんな
長時間労働しているのに給与が安いまま、何歳になっても節約なしでは資産が増えない。
実力が付く訳もなく、社外で役立つ実力も付かないので独立どろか、転職すら困難になる。
給与が増えない分は、残業で補填する。
生活費が上がれば残業を増やして、増税社会保障が増えれば残業。支出が上がるたびに、残業を増やして。
お金が無いのから足りない分を補填する為に残業しているのに本人は「会社の為にやっている」と思い込んでいる始末。
末期になると「俺は会社の為に働いているからお前も」とか言い出す。
こっちは、上がらない給与を見越して学生の頃と大して変わらない支出で生活しているから、残業の必要はない。
残業する利点が無いからしていないだけなのに、怠けているかの様に扱われ。本当にいい迷惑だ。

お金以外の目的をもって働いても、安い給与で酷使され、会社が儲かる。
会社が儲かったところで、従順な従業員をしている間は、一切給与は上がらないし、労働時間が短くもならない。
もっと儲けるたいから、更に安く長く働かせる。そのために、客の為とか、自己成長とか、やりがいとかお金以外の目的を与える。
本来の働く目的であるお金の為に働くとなれば、利益が出るたびに従業員の給与を上げていかないといけない。
お金以外の目的を持たせたら「良い働きをしも給与は安いけど、客が喜んだからいいよね」とか「沢山働いても自己成長したからいいよね」となってとっても会社の都合がいい。

働く目的がお金以外だと勘違いしているおじさん達は、長時間労働して安い給与を受け取りいつまでもお金に余裕がない。
その職場でしか使えない能力しかないので、逃げることも出来ない。
50歳過ぎても副業として日曜日に警備員をしている。自己成長できたなら、もう少し難しくて時給が高いバイトができそうなものだけど。
時間もお金も能力も無いおじさんの出来上がり。
余裕がないから、冷静に考える時間も無く、節約する余力も無いせいか支出は高い。

こうしたおじさん達を見ていると、仕事にお金以外の目的が見いだせなくて良かった。
仕事=お金となれば、給与が上がる仕事以外全部無駄に見えてしまう。
給与が上がらないなら、新しい仕事を覚えても無駄。
職場で役立つ資格取得も無駄。
客の為に尽くすのも無駄。
会社の為に働くって意味が分からない。
労力が必要なことは全て無駄になるから自主的にしない。上司から強要されても断る。
こんな働きをしていると、仕事は楽にこなせる。暇にならない程度に働いて定時を待つだけを繰り返している。
考える時間も趣味に使える時間も出来る。
ストレスも無いので解消する為の無駄使いもしない。なんなら節約も出来る。
安い給与でも、毎月お金が増えていく。


結局のところ、仕事がお金以外の目的でするって経営者の願望でしかない。
そう思ってくれたら、従業員を安い給与で必死に働かせて儲けることが出来る。
どれだけ頑張っても、実利が無いもので満足してくれるのだから、給与が安くても文句すら言わない。
利益は、豪邸や高級車など自分の為に使ってもいいし、会社を大きくしてもっと利益を出してもいい。
逆に仕事に給与以外の価値が見いだせない人は、都合が悪い。
安いと、最低限しか働かない。働かせる為には、給与を上げるしかない。コストがかかるので経営者が苦労する。
一方で、従業員は楽になる。安ければサボっていればいい。