進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

後輩が成長している

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新人の頃は社畜だった後輩が成長している。
入社した頃は手が空けば「何か手伝うことはないですか」と聞いてきたり、仕事が任されることに喜びを感じていた。
新人研修では「指示を待つな。自主的に動け」「上の言うことには「はい、任せて下さい、やってみます」とすぐに答えろ」と教わっていたので、勝手に仕事をやってミスをすることもあった。
先輩や上司の言うことを聞いてよく手伝ってくれたものだ。
僕はそうした後輩を見て、経営者に都合よく使われている様に見えたので脱社畜研修をした。
・頑張っても給与が上がらない。努力した結果儲かるのは経営者のみ
・仕事を任されても苦労するだけ
・頼まれて「はい」と言いつづけると仕事が雪だるま式に増えていく。いずれキャパオーバする
・頼まれ事は「いいえ、無理です、出来ません」の精神で取り組め
・仕事は最低限やるのが一番得する
こうしたことを何度も教えるうちに脱社畜してしまった。
成長と言うものは自身が得をしないといけない。労働者にとっての本当の成長は脱社畜だと考えている。

 

成長して脱社畜した後輩が複数居る。様子を観察したり話を聞いていると
先輩が「手が空いたときにあれして欲しい」と仕事を頼んでもやらない。
手が空いても、忙しいフリをしている。
もしくは他の後輩と雑談している。なんか楽しいそうだから僕も混ぜて欲しい。
資格の勉強をしているが、業務に関係の無いものばかりだ。業務に関係の有る資格は受けもしない。
転職サイトを眺めたり、受けたりしているみたいだ。
仕事を辞めて自営業として頑張るといって辞める人まで出てきた。
残業しているが定時で帰っても間に合う仕事をあえて遅くやって残っている。残業代が欲しいのだろう。
今となっては僕が脱社畜について学ばないといけない立場になっている。


手が空いていても手伝わない後輩が増えたお陰で、普段から「仕事がクソだ。やる価値がない」と毎日ブログに書いている僕が働いている始末だ。
僕も後輩を見習って脱社畜をしないといけない。脱社畜は経営者にとって損失でしかないが、労働者目線で見ると利点しかない。
労力を最低限しか提供しないので、経営者から搾取されることは無い。そもそも、搾取する物が無いのでとりようが無い。
給与は、仕事をしても増えない。一方で、働かない人も給与がカットされることが無い。
働いてもサボっても給与が同じなので、提供する労力が少ない程、労働単価が高い。
労働者が得をする分、損するのは経営者だ。脱社畜は資本主義で強いとされる資本家側にいる経営者から搾取する存在である。
今後も脱社畜を進めて、経営者から徹底的に搾取する存在であって欲しい。
後輩には、脱社畜して資本主義の頂点に立って欲しいものだ。