進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社畜に個人保険は向かない

個人保険には入る気が無い。単純に嫌いだからと言うのは有る。
人の命や健康を賭けるギャンブルが個人保険である。掛け金が少ない保険も有るが、保証が少ないから掛け金が少ない。どんなに安い保険でも、保険屋が儲かる仕組みになっている。
他のギャンブルと大して変わらない。掛け金から胴元の運営費と利益を引いてから、還元されるので賭けた人が負ける仕組みになっている。
ギャンブルをする人に、ボンビーが多いのは、負けているからだと思う。ギャンブルが面白いならそれでもいいのかもしれない。遊びにお金を使っていると考えることもできる。
保険も同じで、かけすぎると保険ボンビーになってしまう。
保険のプランを見る機会があるが、高額な保障はされないイメージが有る。治療費が高額になって自力で払えない額に限って、個人保険は全額保証してくれないなんてことが有り得そうだ。
健康を失って長期に渡り、治療費がかかる場合は最初の何カ月位は保障するが、それ以降は適応外なんていわれることも有りそうだ。
社畜をしている間は、国民健康保険だけ入っていればいいと思う。上限なしで保障して貰える。社畜は給与が安いので少ない保険料で手厚い保障を受ける利点もある。


保険は基本的にはギャンブルと変わりないのに「保険は社会人としての責任」だとか「愛の印」「安心を買う」なんていって売っているところが、納得いかない。
それなら、パチンコをすることも社会人としての責任でもいい。競馬は愛の印でもいい。競艇をして安心を買うと言っても良いはずなのに、他のギャンブルにお金を賭けていると言うとお金にだらしないイメージが有る。
僕は、人の命や健康に賭けている生命保険の印象も悪いと思う。やっぱり、個人保険だけが良いイメージを持たれることに対して違和感を感じる。


社畜に個人保険は向いていない。
個人保険の料金は、治療費×リスクに経費や利益を加えた額になる。
10年ごとに更新する。年をとるたびにリスクが高くなるので保障内容を維持すると保険料が上がる。一方で社畜は給与が上がらないので、保険料の負担ばかり高くなる。
負担を増やしたくないなら、保険料を一定にして保障を減らしていくことになる。病気するリスクが高くなる年齢になる頃には、保障内容がショボくなっている。
保険はイザと言うときに役立つと言うが、イザが起こる頃には、役に立たない保険になっている。
若い時の保証を維持したいなら、保険料を上げるしかないが、給与が上がらない社畜には負担がキツクなる。
だから、社畜には個人保険は向いていない。


個人保険は割高な気もする。保険を扱っている人は、高所得は人が多い。
営業に来る人も、ブランドバッグや時計を身に着けている。保険に入るということは、その人の給与を負担することになる。
一方で社畜の給与は安い。安い給与で高所得者の給与を負担していたら、生活が苦しくなる。
やっぱり、社畜は個人保険に向いていないと思う。


個人保険に気を付けろ。