進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

高齢者の治療費自己負担率が倍に

高齢者の治療費自己負担の割合が1割から2割に引き上げられるとのことだ。
治療費が倍になるのはでかい。
健康保険料は、年々上がっており、引き上げるにも限界が来て、高齢者の自己負担率を上げざるを得ない状況になったのだろう。
それにしても、消費税を社会保障に入れる話しは何処にいったのだろう。そもそも、消費税は社会保障に向いていない税金なので、後で問題が起っても困る。
現役の世代もいずれ、高齢者になるので、負担率を引き上げろとはいえない。
だからといって、これ以上高い保険料にされると、働いても手取りが安すぎて、フルタイムで働く利点が無くなる。
給与が足りない分は、残業代で稼ぐので、更に労働時間が延びる。

保険料は、収支がバランスしていないといずれ破綻する。
保険料を高く受け取るには、現役の世代が多く負担する。負担が出来ないなら、保険料の支払いを減らすしかない。
結果的に、優遇されている高齢者世代の負担を増やすしかないのだろう。
高齢化が進むにつれて、現役の負担が増える。現役世代もいずれ高齢になる。その頃には、保険のお世話になる人が多いから自己負担率の引き上げされる。
正社員として働いても保険料を納めていたら、手取りがバイトと変わらない時代が来る。ブラック企業に勤める人は、既にバイト以下かもしれない。
手取りはバイトなのに、立場が正社員であるというだけで、責任感は強要される。責任と給与がつり合わないのも辛いところ。

それにしても、今の現役世代は報われない。若い間は必死に働いて高い健康保険料を支払う。
やっと自分が受け取る世代になり、治療を受ければ、自己負担率が上がっている。
サラリーマンを真面目てやっても絞られる世の中になっていく気がする。

一方で、同じ世代でも、アルバイトで最低限の生活費を稼ぐ。或は個人事業主として最低限稼ぐ。
独身で最低限の生活費は、100万円を切るのであれば、年収が100万円未満でも足りる。この程度の年収なら免状を受けると健康保険料は年間数万円になる。
フルタイムで働く正社員より少ない額を納めるが、将来、治療を受けた際の自己負担率は、同じ。払う額が少ないにも関わらずだ。
真面目に長時間労働をする人は損する。

仕事が好きで、休日より平日の方が嬉しい人は、高い保険料を納めるのも有りだ。保険料を納める分も働かないといけない。仕事好きにとってはありがたい。
そうでない人は、健康保険料をむしり取られて、自分が高齢者になる頃には自己負担が引き上げられている事態を避ける為に早い段階で節約生活を身に付けて、年間100万円未満で生活をする。
ついでに、少しの間収入が無くてもやっていける程度の貯蓄を作り、年収100万円程度のフリータや個人事業主になる。
年収を下げることで、治める保険料の割に、手厚い保証を受ける立場を勝ち取れる。