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生保レディに保険と個人年金解約を推奨する

生保レディと話をしていると「貯金が出来ない」といっている人が居る。
「私にお金を預ければ、将来安心できる」と同じ人が言っていたが、全く安心できない。


僕は個人的に保険や年金に入るから、お金が足りないと思う。僕が生保レディに保険と個人年金の解約を勧めるてみる。


保険や個人年金に入るから余裕が無くなるのは当然だ。
かつて、民間の保険料には加入者に還元されるお金以外にも様々なものが混じっている。不純物交じりの保険に高いお金を払っている。
言い方を返ると、不純物だらけのインゴットをそこそこ高い値段で買っている。
保険料には、加入者に支払われる以外に、会社の利益、運営コスト、広告コスト、販売コスト、人経費が含まれている。
羨ましいことに、保険会社のサラリーマンは高給取りばかりだと聞く。
保険に加入するということは、これらの支払いをすることになる。
これだけの支払いをしていれば使えるお金が減るのは当然だ。一番手っ取り早いのは、不要な保険は全て解約することである。


保険は自分では対処しきれない経済的リスクに対して手数料を払う代わりに対処して貰う場合にのみ必要だ。
それ以外は、手数料が高いので、入る価値が無い。予期せぬ支払いが生じたときは実費で払った方が手数料が少ない分、安く付く。
ここで、必要な保険と言えば不運が起こったときに自分では対処できない程の資金が必要になる事態だ。
車を運転するなら、事故を起こしたら、賠償金が払えないので保険に入っておくべきだ。
普通に生活していれば、賃貸の火災保険以外に必要な保険が思い当たらない。


日本にいれば、怪我や病気で入院しても、高額な治療費を請求されることは無い。
どの程度のリスクなのか一度考えて保険が必要か検討した方がいい。
よくガン保険を勧められる。ガンを例にあげる。
同年代がガンになる確率はどの程度か、治療費がどの程度かかかるか調べる。
10年間で確率は5%で平均的な治療費は100万円だとすると、ガンの治療費に掛かるリスクは、5万円になる。
数字はデタラメなので、信用しないで欲しい。
5万円のリスクの為に毎月数千円のお金をかける必要は無い。
保険に入るくらいなら、同じ金額を溜めて、ガンにかかったら使えばいい。かからなければ手元に残って得をする。
手数料がかからない分得をするだろう。


個人年金も入るから、お金が足りない。
老後の資金の心配は要らないと思う。
平均貯蓄額を見ると、60歳以上が個人資産の7割くらい持っている。
また、日本人が一番お金を持っているのは亡くなる直前だ。
平均年齢の老人が亡くなれば、60代の子孫が受け取る流れになっている。なので、60歳以上の人の中で個人資産が回っている。
また、期待は出来ないが退職金も有る。税金免除もされるので、老後の資産が成形に有利なお金だ。
個人年金に入る行為は、資産が無い若い間のお金を老後に回す行為である。個人年金に入るなら余裕資金ですればいい。
余裕が無いなら加入する価値が無い。


個人年金に入る必要が無い理由は他にもある。
お金の価値は、年を取っても変わらないと思っているが、実は相対的な価値である。
若い時のお金は価値が有って、年を取るにつれて価値が減る。
例えば、隣県のマイナーな場所に行くとする。若い時だと小型バイクに乗って行ける。年を取って運転に自信が無くなると、電車に乗って最寄駅から徒歩で行く。更に年を取って歩行が難しくなるとタクシーで行くしかない。
バイクで行けば数千円で行けるが、タクシーでは数万円かかる。
年を取るにつれてコストが掛かる。
若いと同じ目的を達する為のコストが少ない。少ないお金で目的が達成できると言える。見方によっては若い間の数千円と年を取った後の数万円が等価になる。
個人年金に入ることは、若い間の価値が有るお金を老後に回す行為だ。
お金に余裕が無いなら、老後に回す必要は無い。
お金は若い時に使った方が価値が有る。今使いたいことが有るなら使った方が良い。


余談だけど、僕も個人年金の提案を受けてどの程度の金利が付くか計算をして貰った時が有る。
今後2%インフレが起これば、実質金利がマイナスになる程度しか付かなかった。
インフレによって預けたお金が減って返ってくるなんてこともあり得る。


割に合わない保険や老後蓄えをする個人年金に入って、今の生活に余裕が無いなんて本末転倒だ。
早く解約た方が生活が楽になる。
仮にお金に老後のお金に困れば生活保護が有るから最低限の生活は保障される。


と言っても、生保レディが自社の保険や個人年金の解約はしにくいと思う。
恐らく生保レディをしているのは給与の総支給額に魅力が有るからでないかと思う。
僕は給与を見る時は働く為の経費を差し引いた手取り額が大事だと考えている。
生保レディをしていていると、他の職種に比べて保険料や個人年金が引かれるので、働くコストが高くなる。
給与に魅力が有るかは、手取り額を見るべきだ。手取りを見たときに他の職種と比べて少ないなら、魅力の無い仕事だ。
無理して保険料や個人年金に入ってまで続ける価値が無い仕事なら辞めて、他に行った方が生活が楽になるかもしれない。


最後に生活が苦しなら、無駄な出費を減らすべきだ。今、一番不要な支払いは割に合わない保険や個人年金だ。
先のことを不安視して今の生活が苦しくなっては意味が無い。