進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社会に通用しないっていうけど、ここでいう社会って何

説教されるときにいきなり「そんなんじゃ、社会に通用しないぞ」と言われたことがある。このときは、社会不適合者の烙印を押されたように思えた。
それを言った上司は、転職したことも、起業したこともなく、部署を移動したことが無い人だった。このような人が社会全体を知っているはずがない。
ここでいう社会とは、何なのだろうか。


ここでいう、社会とは社会全体を指していない。この場合は、社会とは自分の会社、もしくは自分の部署を指している。
本当なら「そんなんじゃ、自分の部署では通用しないぞ」と言うべきなのに「そんなんじゃ、社会に通用しないぞ」と大げさに言っている。
たまたま、自分の部署のやり方や習慣が合わないだけなのに、社会不適合者の烙印を押すようなことは間違えている。
例えば、ものすごくマイナーなスポーツができない人に大して、「スポーツ全てができない」と言っているようなものだと思う。


僕は、「社会に通用しない」という言葉に意味はないと思う。
説教するなら、どのような問題があるのか、具体的に足りない能力を言うべきだ。このようなことを言わないと、解決策が全く見えてこない。
すぐに、「社会に通用しない」と言う人は、具体的な問題点を伝えることができずに、とりあえず精神論を持ち出して問題点は自分で見つけろ的なところに落ち着く。
このような人が言うことは、信用してはいけないと思う。


僕は、「社会に通用しない」と言う人は、長い会社員生活の中で洗脳されて、全身を社畜に改造されている。自分の周りが、社会全体だと思い込んでいる人は、視野が狭くなっていて残念だなと思う。
通勤して、仕事して残業をして帰る、上の人に言われたことは否定しない生きかただけが全てで、自分の部下もそうするべきだと考え込んでいる。
このような社会が全てでない。もっと多様な社会があることも認めるべきだと思う。


僕と同じように「そんなんじゃ、社会に通用しないぞ」と言われて落ち込んでいる人がいたら。そんなに気にする必要はないと言いたい。
ここでいう社会とは、自分が所属する会社や部署を指すので、落ち込む必要は無い。