進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

教員は、勉強を教えるだけの職業でいいのでは

教員の9割「残業代ほしい」 若手に顕著 教員の「意識」に迫る

news.yahoo.co.jp


公立校の教員には、残業代が支払われない。は残業代が出ない上に、公立校教員の半数が過労死ラインを超えて働いているという調査結果が発表された。
90%の教員は残業代が欲しいと思っているようである。
僕は、教員に残業代を支払われたとしても根本的な労働問題は解決しないと思う。
根本的な問題は、給与でなくて、過労死ラインを超えて働いているという点である思う。
民間の企業であれば、利益を出すことが目的であるので、残業代を出すことで利益がへるので、残業代を支給することで長時間労働の抑止効果があるかもしれない。
しかし、公立校は利益を出すことを目的としていないので、残業代を支給して学校の支出が増えても問題にならない。残業手当が長時間労働の抑止につながらない。
残業代を出して仕事が進むならむしろ残業を出すから何時間でも仕事をしてくれる方が学校にとってはありがたいなんてことも起こりかねない。
残業代が出ることで教員の給与が高くなると、給与を下げるように要求される可能性もある。そうなると、残業代は出るが本給が下がるので年収は残業代が支給される前と変わらないことも起こる。
僕は、公立校の教員に残業代を出すのでなく、仕事量を減らして、残業時間を無くす方向に持っていくことで、労働環境が改善されるはずだ。

 

教員の業務内容は非常に多岐に渡っている。まず前提として授業を受け持つし、担任を持てば学級運営をしなければならない。学校運営に必要な雑務も教員が行うことになっている。
教員が相手するのは生徒だけでなく、保護者の対応もしなければならない。極めつけは、部活の顧問までする。そうなると、休みの日まで仕事に追われることになる。
これらを全てこなそうとするとプライベートの時間を持つことは困難になる。他の大切な何かを犠牲にするの必須になる。教員だからといって、仕事でプライベートを犠牲にしろと言うのは酷である。


普通の職業だったら要求過剰となるところが、教員という職業に関してはそうはならないと考えている人が多いらしい。
モンスタペアレントは、さらに責任を持って仕事をするように求めてくる。


教員にあれもこれもやらされる職業になっている。教員の職務とされていることを、全部教員がやるのが普通というのが間違っている。
本来なら、教員は勉強を教えるだけの職業である。勉強を教えるだけなら、激務にならない。
そうする為には、雑務は事務作業をする人を雇えばいい。学校にかかってくる電話などに対応する部署を作くりまとめて対応できるようする。
部活動はそれ専門の指導者を雇えばいいと思う。
学校の先生は勉強を教えるだけの職業にして、それ以外の職務は、それぞれに専門の人を雇えばいい。


そもそも、学校なんて基本的な勉強を学ぶだけの場所でいいと思う。
学校で部活をしても後の人生で役に立つことが無い。体育大会や文化祭なんて何のためにやるのかもわからない。
無駄なイベントを徹底的に排除することで、学校の先生の仕事が減って、残業が減ると思う。
残業代を出しても根本的な問題の解決ならない。
日本では残業が万能薬の様に思われているかもしれないが、残業を過大評価しすぎている。
残業で解決できる問題の方が少ないと思う。