進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

70歳まで働くことになりそう

企業の継続雇用「70歳に引き上げ」首相が表明

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企業の断続雇用が70歳に引き上げられるようだ。
社蓄にとっては、70歳まで働けてうれしい限りだろう。働きたくない人にとっては悲報でしかない。


現代では、AIや自動化が進んで働かなくてもいい時代が来るなんて言われているけどいつになったら来るのだろうか。
それとも別の世界の話なんでしょうか。


過去をさかのぼると、明治時代は、定時が現代より早くて労働時間が短かった。
今の8時間労働が出来てのは、戦後である。復興に労働力が必要であったから仕方が無いことであったのだろう。
労働者は、今は忙しいけど、復興すれば労働時間が短くなると思っていたはずだ。
そうすると今度は、高度経済成長期に入り、仕事が忙しいくなったが、このときも機会の進歩により自動化が進み仕事が減ると思ってたはずだ。
現代もAIにより仕事が無くなるといわれている。
政府も8時間労働が出来た戦後の時より労働時間が延びるなんて予測もしなかったから、最近まで残業時間に関する法律の規制が無かったのだろう。
いつの時代も、仕事は減り、仕事が無くなると考えていたが、実際には仕事が減っていない。
今後も、仕事は減ると言われつつも、仕事が減ることは無いのだろう。


日本は依然として人手不足で、健康寿命が伸びたらその分働く時間も伸びる。
人手不足といいながらも、実際には安い時給で働く人がいないので、70手前の人をそういった仕事に付かそうとする狙いも有る。


70歳まで働けるようになるが、あたかも労働者に選択権があるように見せかけて、選択権は無いのだと思う。


労働者は、基本的には上の人の指示に従うように教育されているので、拒否できない。
有給休暇は、希望すればいつでも取れるはずなのに、取れない労働者もいる。
残業は就業時間外の労働なので断っても良いのに、断れない。
有給取得拒否や残業の強要に続き、定年退職の拒否が始まる。
労働者は、経営者や上司に働くように進められると「ハイ」か「YES」しかいえない。70歳まで働くことになる。
65歳まで働いた人が他の職場に転職するとは考えにくいので、安い時給で働かされることは明らかだ。


伴侶も65歳の夫が家にいても迷惑なだけだろうから、「引退してもやることが、70際まで働けるなら働いて欲しい」と言うだろう。
伴侶からすると、65歳の夫か開放されて、お金も稼いでくれるから一石二鳥だろう。


子供も65歳の父がいても臭くて、うるさいだけだから「家にいても、暇になるだけだから、働いた方がいい」と応援してくれる。
70歳まで働いてもらうことで5年間は、父に関わる機会が減って喜ぶ。


会社としても安くて職場に慣れている人が働いてくれると助かるから「あなたが必要だから、会社に残ってくれ」と言われる。


周りに流されて、結局70歳まで働くことになるだろう。
引退したらもう70歳なのでやりたいことがあっても制限があって出来ない。
長生きしても家族から疎まれる。
まじめに働くと労働するだけの人生になってしまう。
70歳まで働く人が増えれば、社会も70歳まで働くことが前提の社会になっていくのだろう。


70歳まで働くことは立派なことだし、仕事が好きな人にとっては幸せだと思う。
周りからも、立派な人だと評価される。
ただ、働きたくない人にとっては不幸でしかない。


働きたくない人は、周りに流されない生き方をすればいいと思う。
仕事なんてお金を稼ぐためにしているだけである。お金があれば雇われ仕事なんてしなくていい。
雇われ仕事以外の収入元を作る。これは、僕を含めて確実に出来るとは限らない。
他の方法としては、お金をなるべく使わないようにする。
周りのみんながいい車に乗っていても自分は乗らない。恋人とお金がかかるデートをしていても、自分はしない。
周りが派手な結婚式を挙げたり、マイホームを買っても、自分は賃貸や実家で質素な生活をする。
周りに流させずに資産を作れば、定年を迎える前に労働者を卒業して、70歳まで働く人生とは無縁になるはず。
完全に引退をすることが出来なくても、仕事をする時期もあればしない時期もある生活位はできそうだ。