進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ブラック企業の従業員はデフレの方が有難い

世間ではインフレが起こった方が、景気が様くなり給与が上がり、生活も豊かになるから良いとされている。
また、投資をしている人も儲け易い環境である。
インフレの欠点としては、物価が上がる。輸入品の価格も上がる。
それもそのはずで、インフレとは、お金の価値が下がる現象である。
お金の価値が下がるのは、市場に有るお金の量が増えるので、お金の単価が下がる。お金の量が増えれば、円がドルに対して多くなるので、円安になる。
輸入はドルベースで行われるので、円安になれば輸入品は高くなる。

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インフレなんて給与が増えなければ欠点しかない。
景気が良くなれば、仕事量は増える。物価は上がる。輸入品も高くなる。
給与が同じ立ったら、収入に占める生活費の割合が高くなる。今まで貯蓄していた人は蓄財ペースは落ちるだろう。
貯蓄が減るだけならまだ良い。
悪い事態は貯蓄せずに全て生活費に使っている人である。普段から生活費=給与となれば、物価がががった分、生活の質を落とすか借金をして維持することになる。
こうなると、かなり生活がキツクなると思う。生活の質を落とせずに、破産する人が出るがいると聞いたことが有る程、生活の質を落とすことはキツイ。
例えば、お金が無いからスマホやパソコンを手放せるかと言われると難しい人は多くいる。人は一度生活の質を上げる落とせない。
また、フルタイムで働きながら生活を維持するだけで借金が増えると精神的に辛い。


インフレが起こる前から生活費と給与が同じで、インフレが起こっても給与が上がらない企業が有る。それはブラック企業である。
ブラック企業は従業員を安い給与で長時間労働させることしか考えていない。
結果的に、残業手当込みでギリギリ生活が出来る程の給与しか、貰えない。
儲かっても、従業員に還元しようとは考えていない。利益は株主や経営者の報酬に回される、ワンマン企業だと、殆どの株を経営者一族で保有しているので、利益は経営者で独占する。
従業員が多い会社でも、従業員に還元せずに、経営者が利益を独占する企業も有る。
経営者や株主が十分に設けて利益が残れば、企業の設備投資に回される。企業が儲かっていても従業員には回らない。
インフレにより企業が儲けても、従業員に回らないが、物価が上がってしまう。


ブラック企業に勤めていると、給与は上がらないままインフレにより物価だけが上がって行くので、生活が苦しくなる。
生活を維持する為に、残業代を稼ぐにも、元々長時間労働をしているので、これ以上残業代は稼げない。
生活はどんどん苦しくなってしまう。
インフレが起こると、ブラック企業は早く辞めて、他の企業に転職しないとジリ貧になる。


僕はブラック企業に勤めている人にとては、デフレの方が有難いと思う。
ブラック企業は給与が安すぎるので、これ以上給与を下げると、違法になる可能性がある。違法にならなくても、下げると従業員が辞めて事業が運営が出来ないリスクが有るので容易には下げれない。
ブラック企業は、給与を上げることも下げることもできない状態である企業が多いと思う。
デフレだと、景気は悪いが、物価が勝手に下がるので、生活費も下がる。
給与が同じでも、生活費が下がるので豊かになる。
デフレであればブラック企業に勤めていても、生活が豊かになっていくので、有難い。
しかし、勘違いしてはいけないのは、あくまでもブラック企業に勤める価値が有るのは、デフレの時だけである。


昇給が無く、長時間労働が有るブラック企業は、デフレの時は勤める価値があるが、インフレに転じたら、ブラック企業は勤める価値が無い。
景気が良くなったにも拘わらず生活が苦しいと感じたら転職活動をしよう。