未だに、既婚者は信用できるが、独身は信用できないといった価値観が残る企業が有るみたいだ。
最近は、株式会社クローバーフィールドがこの手の発言をして炎上している。
この企業は、結婚しろと言っているが公式から見て年収198～255万程度しか出さない。
恐らく、残業が有ってこの程度の金額でないかと思う。時給換算したら、どうなることか。
今回はたまたま、クローバーフィールドが炎上しているが、こうした企業は沢山あるのでないかと思う。
結婚しろと言う位だから、高い給与を払っているのかと思った。こんな金額では、結婚できない。
薄給なのに、この手の主張する企業はブラック企業であり危険だ。
既婚者が責任感が有るというよりか、養う家族がいるから簡単に辞めることが出来ないだけである。生活費が高くなるから、次が決まっていないと辞めることが出来ないので選択肢が少なくなる。
辞められないから、仕事で無茶な要求が出来る。苦労してでも仕事をこなしてくれる都合がいい存在になる。
長時間のサービス残業も要求出来る。転勤など単独で飛ばされても従う。従業員目線で見ると損失しかない。
それでも、辞めれれないのは、既婚者は家族が人質になっているから辞めれないので、仕事で無茶振りが出来る都合がいい存在になっている。
まともな会社なら、既婚者は信用できると主張しない。
労働環境が正常で給与もそこそこ多いなら、簡単に辞める従業員は居ないし。責任感を持って質の高い仕事が出来る人が会社に残る。
わざわざ、人質を取らなくても仕事をしてくれる。
クローバーフィールドは「独身は信用できない」と主張しているが、実際には既婚者を減らしたいのでないかと思う。
給与を見ていると、結婚出来るとは思えない程安い。既婚者は信用できると言いつつ、自社の従業員には結婚して欲しくない。
男性に限って言うと、年収が上がるにつれて未婚率が下がる傾向が有る。
男性で年収300万円未満の場合、結婚できる可能性は大きく低下する。
結婚率だけでなく、結婚以前の交際状況（恋人無し・交際経験なしが多い）も芳しくありません。
と言う結果が出ている。
年収198～255万なら月収は手取り14万円くらいだろうか。自分の生活費を払って少し趣味にお金を使えば手元に残らない程度だろう。
それで恋人を作るとなると、デートの支払いは全て彼女に支払って貰うことになる。そんな男と付き合いたい女性は居ないだろう。
当然、結婚も出来ない。
既婚者は責任感が有り、既婚者の従業員を増やしたいなら、結婚しても生活が出来る程の給与を払ってから主張するべきだ。
現状では、結婚して欲しくない様にとらえられる。
既婚者は優遇すると言っているが、薄給の企業は信用できない。
ブラック企業は、給与を薄くすることしか考えていない。
既婚者の給与を上げるのでなくて、独身者の給与を下げて、既婚者の給与が高い様に見せかけているだけである。
既婚者が信用できると主張している企業は、家族や子供という人質がいないと簡単に逃げられるブラック企業であると宣伝している様なものである。
可能な限り入社は避けるべきだ。
