進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

痔になる

昨日、痔になった。昨日まで自分がなるとは思わなかった。
痔は人間しかならない病気みたいだ。二足歩行なので下半身の筋肉が発達して、血流が悪くなり繊細な肛門がやられる。
3割の人がなる病気なので、珍しい病気ではない。
なるまでは、肛門科が有るのは不思議だった。何でこんなピンポイントで見るのか分からなかった。
3割もの人が痔になるのだから、需要はあるんだなと気が付いた。

痔について調べていると、長期間我慢し続けてから病院に行くと「ここまでよく耐えましたね。手術です」と診断されたとブログで書いている人を見つけた。
その人曰く、痔になったらすぐに病院に行けとのこと。
先人の教えに従って、僕も病院に行くことにした。

平日なので職場を抜けていくことになる。事情を冗談交えて上司に話すと半笑いだった。「これは受ける」と思ったので、先輩や後輩にまで話してみんな笑わせてから病院に行った。
診察を受けるまでは、どんな体制でケツの穴を先生に見せればいいんだと悩んでいた。
看護師さんが女性なら出すタイミングも悩む。
そういえば、肛門科と検索したら「肛門科 女医」と予測検索に出てきた。危機的状況でも女性にみて貰いたい男性が居るのか、それか女性が検索した結果なのかもしれない。
診察を受けると看護師さんは女性だったが指示通りにしていれば自然と診察が受けれた。
どんな体制で見せればいいのか悩む必要も無かった。
診察中に力を抜いて下さいと言われたが、デリケートな部分だし、出来物があるところを医師とはいえ他人に触られているのだから抜ける訳が無いだろう思ったくらいで、何事もなく診察が終わる。
心配していた即手術ということも無く。塗り薬を出されて終わった。

他に予想外のことが有ったとすれば、ネットで調べたら「いぼ痔かな」と思って診察を受けたら「立派ないぼ痔です」と診断された程度かな。

痔になっても病院に行きたくない気持ちは分かる。
取り合えず行った方が良い。
大したことないとしても、心配しながら過ごすのは精神衛生上良くない。
塗り薬を出される程度で終わるなら安心できる。
重症なら自力では治らないみたいだ。
痔になる人は沢山いるせいか、診察を受けると医師も看護師も慣れていて恥ずかしいことは無かった。