進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ボーナスは嬉しいのか(定期)

ボーナス支給時期になると、大手では前年と比べて何%減ったや増えた。
平均何万円とした。ボーナスネタで盛り上がる。
サラリーマンも年に2回しか貰えないボーナスに浮かれている。

僕はボーナスなんて無い方が良いと思っている。
勤め先が儲かったから、ボーナスとして支給するなら嬉しい。利益によって変動するなら毎年支給される額は大きく変動する。
長年働いていると、ボーナスの支給額は大して変わらない。
変わらないのは、あらかじめ支給する額が決まっているからである。そのお金も経営者が夜な夜な働いて儲けたお金なら喜ぶべきだが、そんな訳はない。
毎月の給与から定額が引かれて積み立てられている。そのお金をボーナスとして2回に分けて支給している。
ボーナスは給与の後払いに過ぎない。
サラリーマンにとって後払いは欠点でしかない。
僕らも借金をして後払いすることが有る。借金をすれば金利が付く。
ボーナスには金利が付いているのか疑問に思う。

一応、ボーナスは会社の利益が出たから支給する堤になっている。
会社が大きく損失を出すと、ボーナスがカットされる。経営者の判断ミスで損失が出たとしても、何の関係も無いサラリーマンのボーナスがカットされるのは理解できない。
後払いする上に、会社の損失補填保険として利用される。保険として利用されない場合のみ満額支給される。

ボーナスを受け取るには、支給日に会社に席が無いと受け取れない。
優良企業なら、支給日に居なくても日割りで貰えるが、例外だと思う。
支給日に居ないと受け取れない仕組みにすることで、退職抑止効果がある。
本来なら、高い給与を支払うことで抑止すべきところ、自分の給与から積み立てたお金を抑止力として利用されている。
会社からすると無料以下で退職抑止として利用している。

「ボーナスの時期が来た」と浮かれるサラリーマンも居ると思うが、怒るべきだと思う。
ボーナスは給与から天引きされて後払いされる。会社の損失を埋める保険として利用され、退職抑止としても利用する。
会社は、1円も出さずにこれらをやってのけている。
本来なら、ボーナスを支給するくらいなら、毎月の給与として支払えと怒るべきだ。

「ボーナスを無くして給与で払え」と言ったら、本当にボーナスだけが無くなって給与がほぼ同じなんて事が有り得る。
なので働く時は、普段から支払われる月給に見合った働きをすればいいと思う。