進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

裏口入学より自由な人生

テレビニュースを見ていると文部科学省の役人が賄賂で息子を裏口入学させて逮捕されたみたいです。

世間では、税金を使って裏口入学させることは、卑怯だと怒る人も多い。確かに、税金を使って裏口入学させるのはせこいと思う。
医学部に入るのは、難しいし、何年も浪人して苦労した人からからしてもフェアじゃないと思う。
裏口入学する人がいることで、入学するできる定員の枠が1人減って、本来入学できる学生が1人不合格になる。
文部科学省の役人をしている親としては、息子の学歴が悪いと成りがわるいと考えると思う。だから、偏差値が高い医学部に入学させたのでしょう。
卒業して、医者になり、長く働くことができたら給与も高くなる。社会的に高いステータスも得ることが出来るでしょう。
そうすれば、文部科学省の役人をする親としても、息子の学歴や仕事で見栄をはることが出来る。だから、裏口入学させたと思う。
ただ、僕は裏口入学させた役人は、裏口入学させる以外の理由でも馬鹿だと思えることがある。


医学部は、入学するのも卒業するのも大変です。医学部に入る人は、優秀か相当勉強して入学している。その人に合わせた講義に裏口入学した人がついていけると思えない。
裏口入学した人が、卒業できない可能性があるし留年を繰り返すこともある。医学部ではないが、推薦入試で入学した人が、大学に6年間いって卒業できずに自主退学した人もいた。
入学できても卒業できる保障が無い。無事に卒業できたとしても、医者の肩書きを得ることが出来るが、サラリーマンとして働くことに代わりがない。
医者だとしても雇われなら長時間拘束されるし給与も経営者に比べると少ないし、嫌な上司や患者からすぐに逃げ出すことは出来ない。
働き方改革で、年収1000万円以上で専門的な職業の人は労働基準方から外れるので、何時間でも働くことになる。
一般企業のサラリーマンより、医者の方が過酷な労働環境で働くことになる。本当に文部科学省の役人の息子が医者になりたいと思っていない場合は、罰ゲームでしかない。
学生のときは、受験勉強をしないといけないし、大学に入っても勉強が大変で遊ぶ暇も無いだろう。卒業後は割高の給与と引き換えに過酷な労働環境で長時間働くことになる。
医者であっても体調を崩して働けなくなると、収入が無くなる。もしくは、減ってしまうので生活が維持できなくなる。


小細工して裏口入学させるより、本人に自由な人生を贈る手助けをした方が値打ちがあると思う。
医学部を卒業して医者として、労働所得を得る以外にも、収入元を作ってあげたり、生活費の援助をしてあげる方が本人も喜ぶ。裏口入学よりか正しい方法なのではないか。
今回、裏口入学した大学の年間の学費が500万円で、医学部を卒業するには最低で6年掛かるから、学費は3000万円払うことになる。それ以外にも、お金は掛かるだろうからこの3000万円は最低金額になる。
この3000万円を子供が生まれたときに、口座を開設して、毎年贈与税が掛からない金額を渡せばいいのではないか。年間100万円の贈与なら是金がかからない。
年間に100万円を子供の口座に預けていく。そうすると、本人が成人する20歳の時には、2000万円の資産を持つことになる。
このお金で、大手企業の株を買うとか、インデックス投資にまわして収入を得ることが出来る。運用することで、贈与したお金+運用益が子供の手元に残ることになる。
2000万円の資産を運用することで、40歳くらいになるときには、ものすごい金額の資産を持つことが出来るかもしてない。
資産を持ちつつ運用益を得る仕組みを作ってしまえば、働かない選択も出来る様になる。そうすると、余った時間で勉強することも出来るし、もちろんサラリーマンとして働くことも出来る。
働けば給与と不労所得を得ることが出来るので、安定して収入を得ることもできる。
サラリーマンとして高所得が貰えるよりも、働かなくても生活していける程の資産を持つ方が、資本主義においては、勝ち組みではないか。

また、学費に掛ける3000万円有れば、マンションや田舎であれば、一軒屋が買えてる。高校卒業と同時に購入してもらえたら、家賃を払わずに生活することも出来る。
本来家賃を払う分のお金で資産を蓄えることが出来るし、趣味に回すことも出来る。生活費が少ないと働き方も自由に選べる。子供のことを思うなら選択肢が多い人生を与えることが子供にとって幸せなことだと思う。


裏口入学で逮捕されたのが、時代が変わっても同じことばかりを教えている義務教育内容を考える文部科学省の役人だから、いい大学を出て働くことだけが人生だと思っているのでしょう。
また、文部科学省の役人の息子が対した学歴を持たないことが許せなかったかもしれない。
なぜ、いい大学を出ることや労働で収入を得ることにこだわるのか。時代に応じて、価値観が変わっていくのは、歴史の勉強を少しすれば分かる。
役人になれる程、勉強していれば分かっているはず。もしかして、裏口入学させた文部科学省の役人も実は裏口入学して、授業に出なくても卒業させて貰えたのかもと疑ってしまう。
本当に、子供のことを考えるなら、選択肢が多く持てる人生を過ごす為の手助けをするべきじゃないでしょうか。