判断基準にお金に左右される機会が多い。例えば高い給与を貰う為に、受験勉強をして進学高校や一流大学に行って、応募理由をでっちあげてでも大手に就職しようとする。
入社後も会社にしがみつくサラリーマンは多く居ると思う。相当サラリーマンがしたかったのだろうと思われるが、なりたく無い人まで、しがみついている。冷静に考えると相当イカれてる行為をしている。
おかしな行為でも可能な限り高い給与を貰う為にしていると思えば説明が付く。本来ならやりたいことをすればいいが、お金基準で判断すると出来ない。
大学まで行く人も勉強が好きな人は少ない。大卒の資格を持っていると給与が高いから、やりたくもない受験勉強をして、進学校に行く。高校生活も1年ほどは受験勉強で消費して可能な限り偏差値の高い大学に入学する。
入学後も単位を取る為に、講義に参加して、試験勉強をしてなんとか卒業する。
卒業後は給与を得る為に、就職活動をして、こんなもんやりたい人が居ない。自己PRを考えて応募理由をでっちあげて、履歴書を手書きして、面接では相手が欲しい回答を用意する。「働きたくない」なんて言えない。
本人にとっては全て無駄な作業だと思う。
就職後も給与を得る為にしている。上司に理不尽な扱いをされても反論できないし、仕事で無茶ぶりをされても、私生活を犠牲にしてでも、遂行するしかない。
こんな生活を続けているとストレスが溜まる。嫌だから辞めれば良いと思うかもしないが、給与が無くなると困るので、簡単には辞めれない。そうしているうちに、精神を病んでも仕事をする。最悪の場合は、自殺に追い込まれる場合もある。
ニュースを見ていると大手企業の過労死ばかり報道されているが、世の中に有る企業の99%は中小企業である。
報道されない過労死は沢山あるはずだ。過労死が起こるのも、行動を決める基準にお金が有るからだと思う。
お金を判断基準にすると間違えた判断する。
極端な例を挙げると強盗や窃盗もお金基準で判断した結果、発生していると思う。逮捕されると自由を失う。
お金基準で判断すると自由を制限されてしまう。
お金基準の思考から抜け出すには、どの程度お金が必要なのか把握するべきだ。
最低限の生活をするだけなら、そんなにお金は要らない。月に10万円あれば生活出来る。
余計なことをしたり、無駄なものを買っているから、お金が必要に欲しくなる。
必要な分を把握していれば、大して稼がなくても良い。
最低限の生活なら意外と少ないことに気が付く。判断基準からお金を排除すると、自由に生きれる。
その程度の金額を稼ぐなら、無理に受験勉強をして大学に行って、高給取りになる必要は無い。
サラリーマンをしていて、辛いなら無理に耐えてストレスを溜めることも無い。転職先が見つからなくても、アルバイトをすれば生活は出来ると思えるので、退職がリスクにならない。
お金欲しさに、犯罪を犯すことも無い。
やりたいことが出来たら、サラリーマンを辞めてすることも出来る。
お金を基準に判断すると障害になる。
必要な費用を把握して、判断基準からお金を排除した方が、楽で自由なれる。
