進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

転職に前向きな理由がいるなら、永遠にブラック企業勤めになる

転職理由なんて何でもいい。
仕事なんて、生活をする為にしているだけなので、出来るだけストレスなく働けて給与が高ければどこでもいいというのが本音でないだろうか。

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よく、転職する際には、前向きな理由でなといけないという人を見かける。
なので、転職する際に「職場の人間関係に不満が有る」「今の会社の給料に文句が有る」「残業が多い」といった理由だと転職してはいけないと、転職コンサルタント的な人が書いている記事を見かける。
こうした人は、ブラック企業で働いたことが無いからそんなことを書いているだけだと思う。転職するのに前向きな理由でなくていいはずだ。
そもそも、前向きな理由で転職する人は居ないと思う。前向きな理由で転職するなら、リストラに合うか、勤め先が潰れない限り転職する人は居ない。


後ろ向きな理由で転職してはいけないなら、ブラック企業から逃げることが出来ない。「後ろ向きな理由で転職してはいけない」と言う価値観はかなり危ない。こうした理由はブラック企業にとって都合がいいからである。
ブラック企業で前向きな転職理由を見つけることが出来ないから、ずっとブラック企業で働き続けることになる。こうなればブラック企業のいい養分になる。本来なら人手不足で潰さないといけないブラック企業が存続してしまう。
ブラック企業を潰す為にも転職する理由は何でもいい、そこに後ろ向きだとか前向きだとかはどうでもよく、辞めたい理由があるから辞めるでいいはずだ。


転職に前向きな転職理由が有るのだろうか。後ろ向きな理由が無い職場と言えば、給与に満足していて、人間関係は良好で、激務でなくて、残業も無いような職場といったところだろう。
こんな職場から転職したいと思う人は居ないと思う。転職は、職場環境をリセットすることになる。職場に満足しているのに、リセットしようとは思わない。
転職しても、フルタイムで働くことに変わりはない。給与も上がっても雇われなのでしれているはずだ。なので、前向きな理由では、転職するのでなく独立するか、十分な資金が有るのでセミリタイヤする。
転職しようとしている人は、「給料が少なくて不満」「人間関係が悪い」「労働時間に不満」など後ろ向きな理由が有る。後ろ向きな理由で転職出来ないとなると、身動きできなくなる。


ただ、後ろ向きな理由で転職してはいけないと考えている採用者は一定数いるのは事実だろう。
転職するときは、内定を取る為に前向きな理由をでっちあげることは有効だと思う。大人なので本音と建前をうまく使い分けることが有る。


不満が有るから転職しようと思うので、後ろ向きな理由だとしても不満がある職場にとどまり続ける必要は無い。転職は職場をリセットする行為なので、不満が減る可能性は十分にある。
前向きな理由でないと、転職出来ないなら永遠にブラック企業で勤めないといけない。そうなると、本人は辛いし、潰れるべきブラック企業は存続してしまう。誰も得をしない。
理由はどうあれ、転職することで、ブラック企業の淘汰が進む。そうなれば、ブラック企業も人の確保の為に、給与を上げたり労働環境の改善が進むかもしれない。