進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

中途採用者が逃げていく企業は危険

ブラック企業勤めしていると、中途採用者が辞めることに気が付いた。
上司が中途採用者が逃げていくたびに、「あいつは、根性が無いから逃げ出した。どこに行っても通用しない」と言っていた。
その上司は、転職をしたことが無い。今思えば、他の職場を見たこ事が無い人が「どこに行っても通用しない」と言っても全く信ぴょう性が無い。
他の職場に行った事が無い人が、分かるはずがない。「自分の職場では通用しない」としか言えない。
DTが経験豊富な人に、体験を語っている様なものだ、中途採用者からすると「うるさい、DTは黙っとけ」ってな感じだろう。

f:id:sato1987:20190516202926j:plain



中途採用者が辞める理由を考えると、中途採用者に根性がないのでなくて、会社の労働環境が悪いからでないかと思う。
ブラック企業かどうか見極めるには、中途採用者が居るかどうかは判断材料になる。中途採用者が残っているなら、労働環境について聞いてみるのもいい。

 

新卒入社した人は、今の職場環境しか知らない。ブラック企業であれば、新卒採用者に社畜精神を学ばせて、自社がブラック企業であることに気が付かない様にしている。
新卒にとって、今の職場の労働環境が劣悪であっても、気が付かない事が有る。新卒は労働環境が悪くても、何とか耐え忍ぼうとする。
転職した事が無い上司に「今の職場を辞めたら他の職場でも務まらない」と言われても鵜呑みにしてしまう。
次の仕事が決まるかの不安や、決まっても今以上に悪い職場にいってしまうと考えだっすと、中々辞めれない。
中途採用者は、今までに他の職場を経験している。比較対象が有るので、今の職場の労働環境が悪いかどうかは、経験してきた職場と比べて大体予想が付くと思う。
労働環境が悪くて割に合わないと思えば辞めていくのだろう。中途採用者は、他社での経験が有り、新卒より早く戦力になる。研修コストや時間がかからないので、労働者としては優秀なはずだ。
労働環境が良ければ、転職もしないので、新卒と比べても、利益をすぐに生み出してくれる存在である。
それでも、中途採用より新卒を採用したがる企業はブラック企業である可能性は高い。ブラック企業にとって、中途採用者は、すぐに辞めていく存在だから、採用したくない。

中途採用者は、比較対象が有る。転職する際は、辞めた企業より労働環境が悪いと判断したからだ。
転職するということは、辞める程労働環境が悪い企業より、更に環境が悪いとなれば、相当環境が悪いことになる。

 

中途採用者が居ない企業の労働環境は劣悪である。
こうした企業は、辞めた人を「根性無し」と言う傾向が有るが、本当に悪いのは、辞めた人でなく労働環境の方である。
仕事をする為に根性を出さないと続けれない程、劣悪であると言っている。
従業員にとって仕事は生活をする為に、仕方なくしているだけなので、根性が必要な時点でおかしい。
仕事は根性で耐えてするものでない。可能な限り効率を上げて、楽をして仕事をこなす努力をするものである。
劣悪な労働環境を改善じようともせずに、辞めていく中途採用者に責任を押し付けているだけだ。もう、居ない人に責任転換しても労働環境は良くならない。
こんな無駄なことをしているから、永遠に環境は良くならないのだろう。


中途採用者が辞める企業は、労働環境が劣悪である。今後も改善される可能性は低い。
こんな企業で、根性を出して仕事を頑張ってはいけない。
頑張るなら、転職活動にするべきだ。
転職して、中途採用者が残り易い企業に行こう。