進撃の社畜

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借金って何だ

日本では借りたものは返すといった常識が有る。常識が無い僕でも個人から借りた借金は返すべきだと思う。
個人間の貸し借りだと、その人が働いて稼いだお金である。自営業であったとしても、リスクを背負って立ち上げた事業で稼いでいる。
初期投資がいらない事業でも、時間を投資して儲かるまで事業を育てている。
個人が貸し出す資産は儲けて溜めたお金である。ものはそのお金で買ったものである。個人で貸し出すものは全て実態がある。
なので、個人間で借りたものは、返すべきである。

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大きな金額を借りる時には銀行から借りると思う。銀行でする借金は、個人からする借金と違いが有る。
それは、銀行から借りるお金には実態が無い。誰がしたか分からない定期預金をより高い金利を付けて貸すけだ。
例えば500万円の定期預金を車を買う人に貸し付けたとする。銀行員が500万と債務者の口座に書き込んで終わりである。
お金を貸した後に500万円の定期預金は無くなっていない。
定期預金はいつでも引き出すことは可能である。もし銀行の借金に実態が無い。定期預金の80%は貸付中なので、定期預金は20%までしか下ろせないとはならない。
定期預金は下ろせるし、お金を借りた人は借りたお金を使うことも可能なので実態が無い。
不良債権が問題になった時期が有ったが、元々実態が無いものを貸し付けているのだから、回収できなくても困らないのでないだろうか。
返済能力が無い人に貸した結果、返済できなくても、困らないはずだ。


しかし、銀行は生産性がある人にしか貸さない。借金に金利を付けて返す能力が有る人だけに貸す。土地などの価値があるものを担保にすることだってある。
借金を返そうと思うと、労働をして生産すること収入を得る。その収入から返済する。お金を貸した銀行は、実態が無いお金を貸して、生産した成果である収入を受け取る。
返せないとなると担保を差し押さえる。
銀行は実態が無いお金を貸し付けて、実態が有るものを回収すだけでなく、金利まで付けて返す。
銀行はお金を貸すこで、どんどん実態が有る資産を蓄えていく。


どうせ実態が無いお金を貸すなら、銀行はお金を貸す基準をもっと下げても良いと思う。しかし、現状は資産が有る企業には貸すが現状だとベンチャー企業には貸さない。
そうなると、何の為の借金か分からない。
個人でお金を借りたがらない人が多いと聞いたことが有るが当然だ。実態のないお金を借りる為のハードルが高い。
どうせ実態の無いお金を貸すのだから、貸す基準をもっと下げて、担保も不要にすればいい。
金利も下げて、返済期間も長くすれば、借金をしてものを買ったり、事業を始める為の資金を借りたい人も多くなるはずだ。
借金が多くなると市場に有るお金が増えて、経済も豊かになる。