進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

労働者がケチになるのは当然

知り合いの話を聞いていいると、2人で食事に行った時に、外食は高いから「俺は食べないから、あなただけ食べてくれ」と言う男が居る。
食べる側は、気まずい思いをしながら、食事をすることになるだろう。「相手の気持ちを考えろよ」とツッコミを入れたい。
他に2週連続で1000円使えば「お金を使いすぎだ」と注意することも有ったとのことだ。
ケチ過ぎると思が、労働者をしていると気持ちが分からなくもない。

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お金を使った分稼がないといけない。時給が1000円だとすれば、1000円使えば1時間働くことになる。
仕事嫌いなら、使いたくないと思うのは当然な気もする。
昇給が無ければ、今お金を使うのも勿体ない。
将来の収入が倍になると見込めれば、今は1カ月働かないと使えない金額が、将来半月働けば使える金額になる。お金の価値が下がるから価値のある今の間に使ってしまおうと言う発想になる。
ニュースを見ると、老後不安を煽る報道を見かける。退職金が年々減るので貯蓄をしようと言う人も多い。真面目な人だとこうした話を真に受ける。
労働者をしていると、お金を稼ぐ為に長時間働いた、私生活では、相手に気マズイ思いをさせてまで支出を抑える。
今稼いだお金も将来の不安を考えると使えない。労働者をしているとお金に苦労する。


一方で、お金を貯める定番と言えば、貯金だ。
貯金をすると、金庫にお金を入れておく行為なので、市場に有るお金が減るので、仕事が減る要因になる。仕事が減れば給与が下がる。
銀行が預金で預かったお金の運用の多くは、国債の購入に充てる、政府の借金が増えれば「借金が多額だから増税が必要だ」と言い出して増税する。
サラリーマンの給与が減り、自由に使えるお金が減る。そうなれば更にケチになってと悪循環に陥る。


男でここまでケチだったら、お金を節約して貯金しても意味が無い。
将来、アーリーリタイヤでもするなら、価値が有るが、働き続ける気ならお金を残して死ぬだけだ。
年を取って健康寿命を終えた時に口座残高があっても使えない。この時に「使っておけば良かった」とか「こんなに働くんじゃなかった」と後悔したくない。
極端にケチなら、友達付き合いも少ないと、交友関係は殆どないだろうし、結婚もすることが無いだろうから、身内も少ない。
盛大なお葬式でもする気かもしれないが、出席する人も少ないから意味が無い。
お金を残したとしても相続する人も居ない。
必死になって節約して、誰も引き取り手のない預金を残しても意味が無い。


極端にケチなことをす気持ちは分かる、給与が上がらないし、将来の不安もある。
一方でお金が使えない様になった時に後悔もしたくない。相続人が居ないのに残したも意味が無い。
使い時は難しいなと思う。


僕は増税後のキャンペーンやご祝儀にお金を使い過ぎているからもっと節約した方が良いかもしれない。