進撃の社畜

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貯蓄額は将来の不安を示す

貯蓄は少ない方がいいに決まっている。厳密には、貯金が無くて大丈夫だと思える。
貯蓄が推奨されたのは、戦後の復興費用が必要だから、国民に貯金をして貰い復興予算にした。
現代では、戦後の復興も終わっているので、貯蓄の役目は終わっている。今は貯めるより消費することが推奨されている。
にも関わらず、貯蓄をする目的は、将来に不安があるからだ。
例えば、働けなくなって収入が無くなったら、突然の出費がかさだり、老後の生活不安、生活費が上がるが給与が上がらないとか不安を言い出すときりが無い。

貯蓄額は将来の不安を示す指標になっている。不安が多ければ、節約して、貯蓄に回そうとしている。
サラリーマンをしていると貯蓄をすることは、正しい判断だと思う。給与は上がらないが、税金や生活費は上がっていく一方だ。
特に男だと、結婚して生活費が少なくなることは無い。定年制度があるから、老後は元気でも稼げなくなる。
将来の不安を解消する手っ取り早い方法が貯蓄なので、節約してお金を貯めていく。

殆どのサラリーマンの手取額は少ない。
好きなだけ使って、給与が残る人は少ない。貯蓄するためには、節約しないといけない。
お金のかかる趣味を辞めたり、生活費を切り詰める。欲しいものを我慢するなど、節約してやっと月に数万円から10数万円貯めることが出来る。
何年も節約生活を続けてやっと貯蓄がそこそこの額になる。
貯蓄している人は、経済的に何かしらの不安を抱えていて、生活費を切り詰めている人である。
本来は、貯蓄なんて要らないと思える方がいい。

貯蓄が無い人は、将来に経済的な不安が無い。有ったとしても何とかなると考えられる人だ。
給与も使ってしまうので、貯蓄する人より経験が多く出来る。経済的に諦める趣味が少ない。生活にもお金が賭けれたり、欲しいものが買える。
収入に関しても将来伸びる自身が有るから、使ってしまおうと言うマインドになる。
僕の周りでも貯蓄が無い人は、仕事が好きで今以上の収入が維持できたり、転職して給与を上げている人が多い。

貯蓄がいいことだとされているが、貯蓄額は将来への経済的な不安の大きさを示すものだと思う。
お金をためようと思えば、働く以外は何もしなければ勝手に貯まっていく。行動力の無さも示している。
一般的には貯蓄が無いとだらしないとか無駄使いが多いとされているが、貯蓄が無い方が正常だと思う。
将来の経済的な不安が無いから貯蓄をしない。
貯金なんて要らないと思える社会が正常だと思う。