進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

生命保険は入らないほうがいい

新入社員のときに保険に関する研修を受けた。
配属されてすぐに生保レディにさときちさんの年齢の人でもみんな生命保険に入っていますとか絶対得やから入った方がいいと言われた。
この時にみんな生命保険のことを知っていて。将来のリスクに考えて、準備までしてるだなすごいなと思った。

 

そこで心配になって保険のことを調べた。
結果は、独身の僕にとって必要の無いものであると思った。絶対得するのは生保レディと保険会社だと思った。
2014年度の全損保会社の事業費率は32.2%で、利益などで損保会社の留保した分が5.5%だから、これを加えると37.7%となるから、10000円の保険料のうち約3800円が損保会社の取り分になる。保険の加入者に還元される金額が6200円となる。このお金の取り方はギャンブルと同じで、競輪や競馬の還元率が70%から80%なので10000円かけると還元されるのは7000円から8000円なので、損保会社より返ってくる金額が多い。損得勘定だけをすると生保会社より競馬や競輪場にお金を預けた方が得する。もっと得なのがパチンコ屋だ。

 

大きな病気にかかったときに生命保険に入っていたほうが言いという人もいると思う。生命保険に入っていなくてもいざというときに保障されるので保障内容を知った上で検討した方がいい。
国民健康保険に加入していると高度療養費制度がある。この制度は、月収53万円以下の場合、自分が支払う金額は、81000円+(その月にかかった医療費の総額-26万円7000円)×1%となる。100万円の医療費がかかった場合、患者負担として3割の30万円を一旦支払い、あとで申請をすると後で21万円ほどは戻ってくるので実際の負担は9万円程になる。
入院の日にちも短くなるなる傾向があるから、入院費用が下がると考えられる。

 

それなのに生命保険に入る人が多いのか。生命保険はみんな入っているから入って当たり前でみんなと同じ行動をすることが安心だと考えてるからじゃなかと思う。
生命保険に入ることが一般的になったのは、高度経済成長期に給与が上がり続けて、経済力に余力があったから保険に入ることができた。全国の隅々に配属された生保レディが生命保険の加入を進めてた。まわりの人が次々と入っていくから自分も入らないといけないと考えて、どんどん生命保険加入していった。このころにみんなが入っている状態になり、みんなと同じ行動をとることでみんなと同じだという安心感が得られていたと思う。今も多くの人はこの安心感を得るために生命保険に入っていると思う。


今後、収入が下がり生活に余裕がなくなってくると、生命保険に加入しない人が出てくると思う。そうなるとみんなで同じ生命保険に入っているという安心感が崩れて一斉に生命保険離れが始まるのではないか。
そうすれば、今までの保険に関する価値観も崩れるから本当に必要か検討するようになる。売れなくなると価格が下がり、保障内容が良くなっていくと思う。

 

生命保険は人生で2番目に高い買い物といわれていて、一ヶ月あたりの保険料は給与から天引きされるから高いものだと感じないかもしれないが、一生の間に1000万円以上払うこともある。
1000万円の買い物をするときはいろいろ検討したり試してから買うと思う。だから保険も進められものに入るのではなく自分で検討して必要なものだけ選んで最小限の保険に入るのがいいと感じた。