進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

生保レディに「うちで働きませんか」と仕事のオファーを貰った

保険の営業をする機会が有れば、個人保険をボロクソに批判するサイタマです。
保険に加入する奴を全て駆逐する勢いで保険を売り込んでやる。

生命保険は、不誠実な商品である。加入者がいくら払い込んでどの程度の金額が返ってきているか全く公開しない。
資料を見ていると加入者に支払った額は書いてあるが、収入は書いていない。
支払いの最高金額が書いてあるが最低額は書いていない。多きな病気をしたときに最高額が支払われたとしても足りるか分からない。そもそも、支払額が少なくても文句が言えない書き方がされている。
その保険を売る為に生保レディがすることは、医療費が高額なら払えませんよと不安を煽る。加入しているから高額な医療費は保障されるとは限らない。
他に定番と言えば「みんなが入っている」と言ったところだろう。みんなが入っているからそれがどうしたとしか言いようがない。
加入者は、還元率がどの程度なのか分からないまま、漠然とした安心感や、みんなが入っているという同調の圧力をかけられて入る。
生保レディが「保険に加入すると安心」と言っているが、実際には安心できない。

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保険の資料には大きくと最大何百万円とか、入院したらすぐに30万円支給されると書いてある。
資料の下の方に、老眼だと読めない位の文字で注意書きとして、最大何回までとか、治療費の上限が2000万円などなど。
上限を超えた場合は、保険の加入資格が無くなるとも書いてあった。


治療の上限が2000万円は安心できるか分からない金額である。
最新の治療だと3000万円超えることが有る。最新の治療の価格が決まる仕組みを知っていると、今後も最新治療の価格が高価であることは予測できる。
アメリカだと先進的な治療薬が出来た場合は、その製薬会社が好きな価格を付けて、何年か独占的に治療薬を売れる。
今後も新しい治療薬が出来て時は、製薬会社が好きな金額を付けるので高価な設定になることは容易に想像できる。


生命保険加入者が、ガンになった時に、自分は最新の薬を使って治療が出来ると思った時に、治療の見積もりが3000万円だとしたら、保険の上限が2000万円なので適応外となるかもしれない。
金額が適応外だから、入院費しか保証できないから数十万しか支払われないとなるのだろう。
最新の治療を受けれると思っていた加入者からすると騙されたと思うかもしれない。
実際に、保険会社は訴訟を起こされている。今までに訴訟をされていない保険会社は無い。
ガンになった人が訴える位だから、加入者が思っている保障内容と実際の内容とを比べると、保証が少ないと感じるものばかりかもしれない。
訴訟をしている間に亡くなってしまったら報われない。

 

もし僕が保険を売るなら、この手の話はする。保険は安い買い物でないので、どの程度の払い戻しが期待できるのかも説明したい。
仮に還元率が40%で、自社より還元率が低い会社を調べておく。


僕は「弊社の還元率は40%程で、他社は38%です。弊社の方が誤差の様な差ですが弊社の方が良心的な商品です」と言って進めるしかない。
ついでに「利益率が60%なので、暴利です。同じ金利でお金を貸し付ければ、違法ですわ。やっていることはウシジマくんと変わらない」
「お客さんの会社の利益率は、何%は知らないけど、仮に10%だとすると、10%の利益しか出ない商売して貰った給与で利益率が60%の生命保険を買ったらジリ貧になりますよ」と付け加えておく。
生命保険を売り込むならこれ位の事を言っておくべきだと思う。
利点ばかり言って売っているから、後で訴訟を起こされる。


製造業で製品を納めた後に、取引先から訴訟されるとなると、かなりの欠陥品を納品している。更に対策しないとなれば訴えられるだろう。
大きな問題になるし、訴訟を沢山抱える製造業は信用されないので、取り引きが無くなり、潰れる可能性もある。
一方で、生命保険会社は訴訟をされながらも、同じ手法で保険を売っている。何も対策しない。
こんな欠陥商売を続けていても、信用を失わないことに対して不思議でしかない。
僕が保険を売るならせめて事実を説明をして、加入者が後で訴訟を起こさない商売をしたい。
そもそも、僕が保険の営業をしたら契約が取れないか。