進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

僕はお前じゃない

パワハラ上司から無理な量の仕事を振られたときにこんなことを言われたことがある。
「俺はこれくらいの量の仕事をこなしてる。だからお前も出来て当然だ」
僕だけでなくこんなことを言われて困ったことがある人は、多いと思う。業務に関する知識や経験を考慮せずに、ただこの理論を元に仕事を振られていると
「僕は、お前とは違う」と反論すると。お前は間違っていると言われるのは、分かっている。お金を貰って働いているから頼まれたことは断れないとか
会社員の常識からしても「僕は、お前とは違う」は言ってはいけないとか。協力できないのかなどなど批判の嵐を受けそうだ。
上司の言い分はもっともらしいように思えるが、正しいのだろうか。


「僕は、お前とは違う」と言って反論してはいけない理由の中でもっともまともな主張でだと思う「お金を貰って働いているから」でおかしい。
会社員は雇用契約を結ぶ上で「お金を貰っている以上、上司に反論するな」言っているに過ぎない。
雇用契約は対等な立場同士で結ばれているものだから反論するなと言うのは間違っている。契約して反論できないのは、奴隷と同じだ。
もっともらしい理由をつけて理不尽な要求してくるやり方は、詐欺師と同しやりかたで、姑息な方法でしかない。


この「僕は、お前とは違う」と言う主張は、正しいと考えている。上司として仕事量を調整して無理のないように仕事を振れば「僕は、お前とは違う」と反論することは無かった。
この主張は言ってはしてはいけないものだと上司には言われたが、本当は、「言ってはいけない」ではなく「言わせてはいけない」言葉である。
「僕は、お前とは違う」を言わせてしまうことは、仕事の振るり方に問題があることになる。
仕事に対する取り組み方を変えないといけないのは部下では無く、仕事を振るほうにあると考えるのが自然ではないだろうか。


「僕は、お前とは違う」と言われないために仕事の振り方を変えたら解決するかもしれないが、実際に仕事を振ることは難しいと思う。
仕事を振る相手は、自分ではなくて相手になる。きちんと説明をしないと思いどうりに仕上がるらない。相手の能力や経験を考慮して、時間内に終わる様にしないといけない。仕事の全体の納期も間にあわすとなるとかなり難しい。
雑に振っても、能力と経験でカバーしつつ、長時間残業をしてでも間に合わせてくれる人はいる。ただ、みんながこのような人だと思って仕事を振ることは間違っている。
雑な仕事の振り方をしているといつのまにか回りに人がいなくなっているかもしれない。