進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

成長と楽しさは関係あるのか

仕事で成長すれば、仕事が楽に出来ると聞いたことがあるが本当なんだろうか。
長年働いていると大体、職場で成長して仕事が出来る人と出来ない人の見分けがつく。
成長した人に限って職場では常に忙しくして残業や休日出勤でして業務が大変そうにしている。
人間関係も客先との取引や上司と関わる機会も多い。どちらも、気を使う相手なので、僕は可能限り関わりたくない。
一方で仕事が出来ない人は、簡単な業務だけこなしている。客先と取引をすることはなく、上司との関わりも少ない。人間関係も関わりたい人とだけ会話して楽そうにしている。
残業をする機会もあるが、のほほんとしている。定時帰宅しても問題ないが、周りが残っているから自分も残る感じだ。
業務量的には定時で間に合う。僕も仕事が出来ない側である。

成長しても仕事が楽にならないのでないだろうか。むしろ激務化している。
職場での成長と言えば、こなせる業務量が多くなる。業務に関する知識を増やす。人間関係に関しては上の指示には従う。客の要求にも従う。
要は仕事が出来るYESマンになることである。
成長した結果、仕事が振れるYESマンなので上司が振る仕事に対して反論はしない。上司にとってものすごく仕事が振りやすい存在になる。
どんどん、仕事が振られるだろう。仕事量が増えれば、労働時間も延びる。それに伴いストレスも増える。肝心な給与は上がらない。

成長しない部下には仕事が振れない。振ったところで仕事が出来ない。楽な仕事しか振られないので、業務が楽になっていく。
簡単な仕事を少しこなせばいい。業務はかなり楽になる。
楽をしていても昇給が少ないので給与差はつかない。
給与は業務内容や量で決められると言うよりか、勤続年数によって決まる。仕事が出来る若手が仕事が出来ないオジサンの給与を超える事が無い。
成長しなくても給与は変わらない。それなら、成長せずに楽に働くのも有りだと思う。

成長するなら、自分が得する分野でするべきだ。
仕事で成長するには、ある程度の苦労が伴う。成長した結果、給与であったり、休日が増える形で報われたら言いが。
職場では、逆が起こる。成長しない人と給与が変わらないなら、仕事の単価が安くなる。
仕事が出来るので、業務が増えるに伴い、休日が減る。残業も増える。苦労して成長した結果、報われないでは意味が無い。
職場で成長するなら、給与が上がることだけすればいい。
それ以外の成長しても、経営者が儲けるだけである。
仮に成長して、他の労働者より利益を400万円増やせたなら、200万円は給与に還元されてもいいと思う。
僕の職場では、利益を400万円増やせとしても、本人に還元されるのは、ボーナス査定が上がって10万円くらいかな。そこから税金が引かれて、7~8万円手元に残ればいいほうだ。
例えば、資格手当てが毎月付くなら、勉強して取るとか。そういった努力なら、報われるかもしれない。
職場の経営者や上司の言いなりになって、成長しているだけでは永遠に報われない可能性が高い。

成長しても報われない環境に居るなら。成長しない選択も有りだ。