進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事をしている人はみんなプロフェッショナルだと思っていた

就職する前は、会社員はみんな仕事のプロフェッショナルだと思っていた。
仕事をしている人は、みんな自分の仕事に関する知識は広く深く持っているもので、素人に質問されたことに関しては相手が期待している以上の答えを返せるものだと思っていた。
知識を持っているだけでなく応用もできる人ばかりがいることが当然の様にだと考えていた。
店で商品に関する質問をしても答えてくれない店員さんがいた。商品に関する話をしていても理解してもらえないこともあったので不思議だった。なんでこんなことも知らないのだろうと思ったことも有る。


実際に働き始めてから、自分の仕事に関する知識は広く深く持っていないことも有ることに気が付いた。
僕も、仕事をしているけど今している仕事について質問されても答える自信は無いし、仕事中に自分が使っているものに関して専門家に聞かれたも調べないといけないものがいっぱいある。
僕以外にも仕事に関する知識が無い人は多いと思う。


仕事に興味があって就職すしているわけでない。
卒業すると仕事をしないといけないから、嫌でも就職活動をする。
就職する際に、入社する会社の基準は、給与などの労働環境や会社の規模を見て、できるだけいい会社に入ろうとする。何をしているかなんて二の次になる。
入りたい会社を受けるとなると、志望動機をでっちあげる。それで内定が出たら入社することになる。
殆どの人が、会社に入りたいわけでもなく、仕事内容も興味があるわけでない。内定をもらった会社の中で一番、労働環境安や会社の規模をみて良さげなところに入社する。
ただ、卒業すると、生活費を稼がないといけないので就職するだけだ。就職した後は、生活費を稼ぐために働くだけになる。


会社からすると仕事に尽くす事を求めてくるだろうし、仕事に関する知識を学ぶのは当然の様にされることが有る。
しかし、従業員からすると仕事は、生活費を稼ぐためにしているに過ぎない。だから、仕事をするうえで最低限の知識だけ持っていれば、仕事を回すことが出来ると思う。
それ以上の知識を得ようとすると、仕事時間外に勉強する必要がある。
仕事は、生活費を稼ぐためにしているだけなので、そんな勉強をしても給与が上がることもないし、休日が増えることもない。
勉強をして仕事でいい評価を得ることが出来たら、上司からすると「仕事が出来る人なので仕事を振ろう」となる。そうなると仕事量だけが増えることになる。
会社では、仕事量ではなく労働時間で給与が決まるので、仕事が増えても給与が増えないのに疲れるだけになる。多くの仕事をこなしても休日が増えることもない。
だから、仕事をする目的からそれる。
仮に、知識を得て仕事をして、利益を上げたとしても、全て経営者が持っていくのでやる気が出ないのも仕方が無い。


仕事をしている人はみんなプロフェッショナルだと考えてはいけない。働いている人は、仕事は、生活費を稼ぐためにしているに過ぎない。
最低限の仕事の知識を持っているだけの人が多いと思う。
会社員として仕事をしているからプロフェッショナルだと思って接さないで欲しい。