進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

貧乏がいいのは本当か

お金に関する一般常識が現実とずれている様な気がする。特にお金のことなんか気にしないことや貧乏でいることがいいみたいな価値観が有ると思う。
貧乏のほうが心がきれいで、金持ちのほうが卑しいといったイメージがあり、何となく貧乏のほうがいい気がすることも有る。
お金のことを話すことはいけないイメージがある。お金は使ってしまった方が気前が良くていいと思われることも有る。
楽をしてお金を儲けることは悪いことで、労働してお金を稼ぐことはいいことみたいなイメージがある。
実際には、金持ちのほうが心に余裕があるし、僕の周りもお金に余裕があるほうがいい会社に就職している気がする。
貧乏な人のほうが、飲み会をした際に自分の分すら払おうとしないこともあるし、就職先もいいところに就職していない傾向がある。


お金に関する一般常識は、労働者にとって都合が悪いものばかりだ。
貧乏でいてくれれば、学校を卒業した後は、就職しないといけなくなると考えて就職する。就職して働いている間は、労働することで会社に利益を生み出す。
給与から自動的に税金を納め続けることになる。政府も自動的に収入を得ることが出来る。
お金のことを考えずに使ってしまうと、いつまでも労働することになる。お金が無いと経営者や上司から理不尽な要求をされても断ることが出来ないし、給与が安くても辞めにくくなると思う。
雇われて労働をしていると給与から税金が自動的に引かれるので、税金を納めている実感が無いまま納めることになる。自営業者の様に節税をしようともしないだろう。
就職すると経営者や政府にとって都合がいい存在になる。


楽をしてお金を儲けることは悪いことで、労働してお金を稼ぐことはいいと考えていたらいつまでも労働をしないといけなくなる。
労働だと時間を売ってお金を稼ぐことになり、売る時間に限界があるし、経営者の利益を引かれてから給与を払うので時給が高くなりにくい。
労働だけでお金を稼いで、節約せずに生活をしているといつまでも、余裕が持つことが出来ない。そうなると、ずっと労働者をすることになるので、経営者にとっては都合がいい存在になる。
不労所得だと寝ている時間も利益が出るので、労働所得より簡単に得ることが出来る。しかし、不労所得だけで生活していくには、資産が無いとできないので、難しい。
市場では、労働所得より不労所得の方が多い。僕の主観だけど、労働でお金を稼いでいる人は多いけど、不労所得を得ている人はほとんどいない。
なので、少ない人数で不労所得を得ている人がいると考えると、不労所得で生活している人は金持ちで、労働所得のみを得て生活している人は貧乏が多いと思う。
労働してお金を稼ぐことがいいという考え方も、労働者をずっと続させるための価値観なんだろうと思う。労働者がいることで、資産家が儲けることが出来るので資産家にとって都合がいい価値観なんだろうと思う。


お金に関する一般常識は、労働が好きな人にとっては都合がいいかもしれないが、労働が好きな人なんてほとんどいない。通勤中のサラリーマンを見たら分かるだろう。
これらの常識は、経営者や資産家を儲けさせて、税金をコンスタントに納めさせる為の価値観でしかない。
本当に一般常識が自分にとって都合がいいものなのか他人にとって都合がいいのか考えて行動づるべきなんだと思う。