進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ブラック企業の労働者は低スペック化する

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ブラック企業は、給与が安い。給与が安いとお金に余裕のない労働者が増える。
貧乏になると、馬鹿になる傾向があるとのことだ。
その根拠になる実験が行われている。
自動車で事故をしたとする。その修理代が300ドルの時だと、低所得者高所得者の判断力に差が無いが、修理代が3000ドルになると、低所得者の判断力が低下するが、高所得者に変化は無い。
これだけ聞くと、頭がいいから出費がかさんでも同様しないのだろと思われるが、別の実験もある。
インドの農村で、収穫前でお金がない時と、収穫後で収入が入った時とで、試験をした際に収穫後の結果は正解率が25%程上がったとのことだ。
同じ人でもお金が有るのと無いとで能力差が出る。お金がある時の方が能力が高いと言える。
お金が無い時は、お金の心配ばかりする。お金の心配が脳のシェアをつかって、能力が落ちる。


給与が安いと、生活苦に陥る可能性が高い。お金に困ると、お金の心配が脳のシェアを使ってしまって、仕事に割ける能力が低下する。
良い仕事ができる訳もなく、生産性も落ちてと企業にとって致命的になるのでないかと。
給与が安いブラック企業だと、労働者の能力が低下して普段では、有り得ない判断をする可能性もある。
新しい発想も生産性を上げる働きも出来ない。こんな企業が利益を上げることもできない。
経営者が安い給与を払うたびに、労働者の仕事の質が下がっていく。
ブラック企業に限って仕事を全力ですることを強要しているが、安い給与が足を引っ張っている。仕事のパフォーマンスを上げたいのか下げたいのか分からない。こんな無駄なことをさせているから、従業員から過度な搾取しないと利益を得ることが出来ない。
パフォーマンスを発揮して欲しなら、生活に困らない程度の給与を払うべきだ。


一方で正常な給与を払っている企業は、お金の心配による脳のキャパ低下が低い分仕事の回すことが出来る。
仕事で能力を発揮して、ブラック企業より利益を上げていく。
まともな企業は労働者に利益を還元するから利益に応じて給与が上がり、更にお金の心配をする労働者が減り、能力を下げる要因が減る。
企業にとって、利益をあげる良いサイクルに入る。
ブラック企業との差が広がる。


ブラック企業からすると「安い給与で使ってやった。人件費をけちって利益をあげてやった」と思っているが、そのせいで仕事のパフォーマンスが下がって損失を出していることに気が付いていないんだろうな。勿体ない。
労働者は安い給与でどうやって今月やりくりしするかで頭がいっぱいで仕事中にも経済的な不安がよぎる。
経営者もどうやって給与を安く抑えるかを考えて、本業の方が疎かになっている。
経営者と労働者共に、安い給与のことで脳のキャパを食いつぶしている。労働者と経営者の共倒れだ。安い給与は害しかない。
世の中上手くできていて、搾取して儲けることが出来ないんだなと思う。