進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ボーナスまで退職を引き延ばしてはいけない

転職した人の話を聞いていると、ボーナスを貰うまで耐える価値が無いと考えるようになった。
確かに、退職をしたい意思を伝えて、退職日まで有給を使っている内に、ボーナス日まで届くなら貰ってもいい。
しかし、ボーナスの為に会社にしがみつく価値が無い。もし、辞めると決心したなら、ボーナスなんて当てにせずに転職した方が長い目で見ると得する。
ボーナスまで退職を先延ばしすると損をすることについて書いていく。


ボーナスは、給与の後払いでしかない。
社蓄に「ボーナスは今後も頑張ってくれる人に支給するもの」と言われそうだけど。
ほとんどの会社ではボーナスは、給与の後払いでしかない。
もし、ボーナスは今後も頑張ってくれる人に支給で有れば、新入社員であっても始めのボーナスは満額支給されないとおかしい。
最初のボーナスが満額支給されない会社は、普段の給与から天引きされた金額をプールしていて、その一部をボーナスとして従業員に支給しているの過ぎない。
普段の給与が安くなるので、転職して、給与が上がるのであれば、長い目で見れば仕事をやめた際にもらえなかったボーナス以上の収入を得ることが出来る。
辞める会社でキャリアを積んでも意味が無い。次の会社でキャリアを積んだ方が昇給が期待できる分、得をする可能性だってある。

給与が安くて、ボーナスが多い会社では、ボーナスをエサにして従業員が辞めないようにしている。ボーナスまで仕事を続けてようとする人が出る。
そういった人は、ボーナスを貰って仕事をしているうちにまた次のボーナスを貰うまでは仕事をしようとしているうちにずっと同じ職場に残ることになる。
ボーナスを当てにさせることで、従業員が辞めないようにしている。
給与が安くてボーナスが多い会社で仕事を続ける利点も無い。給与は、法律で守られているので、支払額を一定以上減らすことはできない。
しかしボーナスは、簡単に全額カットできるので、今は支給されていてもいつまで支給されるかは分からない。
どうなるか分からないボーナスを期待して仕事をするより、転職して仕事をした方がいい。


ボーナスより時間の方が大切。
ボーナスはたいした金額でないので、そのお金で時間を取り戻すことも出来ない。
仕事を辞めたいと思っていることは、仕事が辛いと考えている。辛い時間に耐えてまで貰う値打ちが有るとも思えない。
辛い思いをした時間を、ボーナスを貰うことで、買い戻すことは出来ない。

会社を辞めたい理由は、1、人間関係 2、仕事がきつい 3、給与が安い この3つの要因があるだろう。
このうちの2つが当てはまると仕事を辞める傾向がある。
1、人間関係が悪くても、給与が高くて仕事が楽であれば、我慢して仕事を続ける。
2、仕事が大変でも、給与が高くて、人間関係が良好であれば、やる気を持って仕事に取り組めるはず。
3、給与が安くても、人間関係が楽で、仕事も楽なら「まぁ、仕方が無いかな」と妥協しつつも、仕事をやめたいとは思わない。

ボーナスが貰えるまで辞めれないと考えている人は、人間関係の悩みがあって、仕事がきつい職場にいる可能性がある。
すでに、1か2の状態で、給与に魅力が無い職場である可能性が高い。
職場に残ることで時間を無駄にする。だから、少しばかりのボーナスを貰うより時間の方が大切ということになる。

給与が多い会社なら、労働環境が少々悪くても辞めたいと思わない。辞めたいと思う時点で、給与が安い。給与が安ければボーナスも安くなる。
少ないボーナスを貰うよりかは、早く転職して給与が高い職場を探したり、楽な仕事が出来る職場を探す方が得をする。

短い目で見ればボーナスを貰ってから転職した方が得かもしれない。
トータルで見れば、ボーナスを貰ってから転職しても、ボーナスを貰う前に転職しても対して変わらない。
辞めようとしている会社にしがみつくことで、次の会社で最初に貰えるボーナスが減るだけ。
ボーナス前に転職すれば、次の会社のボーナス支給日直前に入社できるので転職後の始めのボーナスから満額支給される。
ボーナス以外にも、早く転職した方が、最初の昇給が高くなる可能性もあるので、得をすることの方が多い。
ボーナスだけに目を向けていると、そういった利点を見逃しがちになる。

ボーナス後は、いい求人に人が殺到する。
社会には、ボーナスを貰ってから転職をしようと考えている人は多くいる。
ボーナス後は、大体どこの職場からも辞める人が出てくる。もし、ボーナスを貰ってから辞めると、ライバルが多い環境で転職活動をすることになる。
いい求人はどこも、人が殺到して、職の取り合いになるので、希望する条件の職場に就職がすることが難しくなる。

ボーナスまで退職を引き延ばしても損失しかない。目先のボーナスのために貴重な時間を潰すのはもったいない。
転職するときは、年齢を重視されるので、できるだけ早く動いた方が得である。
だからボーナスなんて気にせずに、転職したいときにしよう。