進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ボーナスは企業にとって利点だらけ

ボーナスなんて払ていたら、企業にとって負担になるよと思うかもしれないが、実際には、企業にとってはいいこと尽くめだ。
サラリーマンからすると、ボーナスは嬉しいかもしれないが勘違いだ。
ということで、この時期になるとボーナスの欠点について書いていく。

f:id:sato1987:20190606213627j:plainボーナスは、給与の後払いでしかない。ボーナスにも税金が掛かるので、後払いで貰う利点は無い。むしろ金利を付けて払うべきだである。
多くの企業は経営利益が出なくて傾いくリスクがある。そのリスクに備える保険としてボーナスが用いられることも有る。
実際に経営者側の人が、「半年後に会社が傾いているかもしれない。そうなった時にボーナスを払う為に貯めていたお金で補填する」と言っていた。
サラリーマンなんて雇われでしかない。会社の利益なんてどうなっても関係ない。経営が苦しくて給与が安くなるなら他に行くか、金額に見合う働きをするだけなので、関係が無い。
関係無いものに、自分の給与の一部が保険替わりに使われている。
そもそも、経営のリスクは経営者自身の資金で備えるべきである。経営者が舵取りミスして利益が出せないだけなのに、サラリーマンがリスクを背負うことは間違っている。
かつて、K国の客船のセオール号が船長の判断ミスで沈没した際に、船長が客を放置して、船長が真っ先に船から逃げたことが問題になっていた。
サラリーマンのボーナスで会社が出した損失を埋める行為は、セオール号が船長がやっていることと本質は変わらない。


ボーナスをで給与を後払いすることで、残業代を安く抑える効果がある。
本来なら年間でボーナスを5カ月分払う場合の残業単価は、月給の0.008倍になる。
ボーナスを本給で払った場合の残業単価は、月給の0.011倍になる。
本給が20万円なら、前者が残業1時間当たり1600円で後者が2200円になる。
ボーナスを払う企業で残業が多いと、安い時給で長時間労働をさせられて搾取されている。
実際に、長時間労働しても思った程給与が伸びないなと持っているサラリーマンも多くいるはずだ。
ボーナスを多めに設定している企業で、長時間労働が有る企業は、間違いなくブラック企業である。少ない残業手当で長時間労働をさせて、搾取している。


ボーナスを払うことで、退職者を減らす目的も有る。
悪質な企業だと、ボーナス査定する為に自己評価用紙をボーナスの1カ月以上前に配っている。
ボーナスをちらつかせて、転職を防止する目的がある。ボーナスが有ると、貰うまで辞めたくないと思う。
そうなると、ボーナスを貰った後も働いていると数カ月経つと、次のボーナスが近づいてくる。また貰うまで続けようかなと思う。これの繰り返しているうちに仕事を続けてしまう。
サラリーマンは、経営者にボーナスを利用されて上手に操られている。経営者からすると本来、毎月の給与で払うお金を天引きしているだけなので、ゼロコストで出来る。


サラリーマンは、ボーナスに対して怒るべきだ。ボーナスは月払いにするべきだ。
給与を後払いして、あろうことか経営リスクに備える為の保険として利用している。ボーナスをちらつかせて、辞めさせない様にしている。
本給を安く抑えることが出来るので、残業しても給与が上がらない。
経営者は、サラリーマンから搾取する為にボーナスよ利用している。