進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事が始まったとたんエコモードに入る

車には走行モードを変えることが出来る車種が有る。
走行モードは、スポーツ、ノーマル、エコが有る。エコがエンジンの出力が抑えられるけど燃費がいい。ノーマル、スポーツになるにつれ燃費が悪いが、エンジン出力が出る。
僕は、運転するときが、スポーツモードに入れて、アイドリングストップは切って運転する。
しかし、仕事が始まると僕の仕事のパフォーマンスは、エコモードに入って、アイドリングもがっつり入れながら仕事をしている。
最近は残業が有るので、エコモードで仕事をしないと持たない。
残業が無い時は、出来るだけ効率良くすごとをこなそうとしていたし、計画を立てて仕事をしていた。
残業が多くなると、効率良くしようと考えてない、出来るだけ楽に仕事をしようとしているし、隙があればさぼっている。


僕の職場では、仕事の効率より残業時間を評価する傾向が有る。
だから、納期が厳しい場合は、残業をするようにしている。
仮に、仕事を効率よくして定時帰宅したときの仕事量と、長時間残業をした時の仕事量が同じでも、定時帰宅しているとサボっていると評価されるし、長時間残業をしていると頑張っていると評価される。
定時帰宅していて、納期が間に合わないと残業をしないから間に合わないなんて言われる。定時帰宅したときと仕事量が同じでも残業をしていれば、納期が間に合わなくても何も言われない。
最近は納期が厳しい状況なので、仕事はエコモードで出来るだけ、エネルギーを消費しないように仕事をして、残業している。
気楽に仕事をしていると残業をしていても、仕事がきついとは思わない。効率を考えずに、自分がやりたいようにしているので、ストレスも感じない。
効率を考えないと、今日どこまで仕事を済ませてから帰るのでなくて、時間がたつのを待って帰るようになってしまった。
今日どこまでするか決めると、疲れるけど、残業時間だけで帰るのでそういった疲れは無い。
残業をしだすと仕事を進めるより、残業することが目的になってしまっている。


長時間残業を良いように評価する会社は、僕の様に効率良く仕事をすることを考えずに、残業時間だけを伸ばす人がいっぱいいるかもしれない。
このような組織では、生産性が悪いので、給与も安い。株式会社は、利益を出すことが目的なので、従業員の生産性より高い給与は支払えない。
生産性が低いことは、給与の最大値が低いことになる。
長時間残業を良いように評価する会社は、長時間労働と安月給がセットになっている。
給与が安くて残業が多いと、離職率が上がる。人が辞めると、新しい人が代わりに来るので、また一から教えないといけないので、生産性がさらに落ちる。
残業を評価すると、悪循環に陥ってしまう。
悪循環を断ち切るためにも、長時間残業を良いように評価する習慣は無くしてもいいと思う。