進撃の社畜

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定時帰宅出来る従業員をプラス評価

残業するとプラス評価される会社が有るが理解できない。
そもそも、残業は定時を守れていないことになる。これを始業時間に置き換えると、遅刻するようなものだ。
どちらも時間を守れていないことに変わりはない。定時帰宅している人は、定時を守って仕事をしている。


働いてしばらくすると、仕事が忙しい以外にも残業している人が居ることに気が付く。
安い給与だと、フルタイムで働いても手取り月収が20万円未満の職場も有り、その額だと質素な生活をしないと家族が養えない。
生活費を切り詰めるのは大変だ、一度車の有る生活をしてしまうと手放したくないと思う人が多いはずだ。一度上げた、生活水準を下げるのは難しい。給与を上げて生活を維持する方が楽だ。
手っ取り早く給与を上げるには、残業代を付けることになる。仕事が無くても残業する労働者が出てくる。生活する為の残業だから生活残業と言う。
生活残業をしている人もプラス評価されてしまう。一方で、定時帰宅している人がマイナス評価される。


僕は定時帰宅している人をプラス評価するべきだと思う。
私生活でも節制して給与の範囲内で生活が出来ているから、定時帰宅出来ている。
生活残業をしているひとの中には、定時帰宅している人に「残業をしろ」と言うが、本当は羨ましいだと思う。
定時帰宅したければ、節制すればいい、それが出来ないなら残業をして維持するしかない。もしくは独立や転職して稼ぐしかない。
転職、独立はしない、生活は維持したいなんていいところ取りなんて出来ない。一番手っ取り早い方法として生活残業を選んでいる。


生活残業をする人が増えると、人経費が上がる。営業が沢山の仕事を取ってくることになる。残業前提の納期で仕事が組まれる。定時帰宅が出来ないサイクルに陥る。
生活残業をしている人が残業を増やしていると言っても過言ではない。にも拘わらず「残業しろ」と言うのは、迷惑でしかない。
定時帰宅しているひとは、定時まで仕事をして帰る時間を守っているだけだ。私生活でも節制して残業代が無い範囲内の支出に抑えているから変えれている。
むしろ、定時帰宅をプラス評価してもいい。


生活残業をしている人を見ると、何でもローンを組んで買っている。
物欲を満たす為に借金までしている人が居る。家を買ったり、大きい車を所有している。車が大きいと税金が高い。給与が上がらないこのご時世に何重もローンを組んでいる。
家だけでなく、車もローンで買ってと、数十万円の物でもローンで購入してと、物欲を満たす為にローンばかり組んでいるといつかは、返済できなくなる。
物欲を満たす為に買うもの負債である。買ったものの維持費まで支払う。
残業が多い時の給与前提でローンを組んで維持費を払っている。仕事がずっと沢山あるとは限らない。
定時帰宅した際の給与で支払いきれない出費をしているから生活残業をする羽目になる。
自分の支払の為に残業してもプラス評価されるくらいなら、定時帰宅をプラス評価した方が、会社の利益になる。


「残業している=頑張っている」と言う評価はかなり怪しい。
実際に残業をしていると、仕事が無くても生活費を維持したり、ローンの返済の為に残業している。
そんなものまでプラス評価している。評価が上がれば僅かながらボーナスが上がる。2重に無駄な人経費を払っている。
基本的には定時帰宅する人は必要以上に残業はしていなので会社に損失を与えていない。なので、プラス評価した方が良い。