進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

金勘定の人生

職場で年賀式が有る。それに参加すると時給1000円程支給される。約5時間拘束されるので5000円支給される。
年賀式は、座ているだけなので割のいいバイトだと思えば得かもしれない。
日程は正月休みの最終日になる。参加、不参加は自由になっている。
年賀式は、お金は貰えるけどつまらない。生産性も無い。会場は寒いし。人が多く参加するので会場から出るまでに時間かかる。
だから僕は、今年は不参加するることにした。そうすると上司から「お金が出るのに不参加やとお金は貰えないよ」と言われた。
上司もお金が出るから参加しているのだと思った。
金勘定で動いている人は意外と多いと思った。僕もそうなんだけど。

金勘定の人生は疲れる。
お金に困らない人と言えば、大卒で出来るだけ大きい会社に入社して定年まで仕事をするイメージがある。金勘定の人生だとこれと同じ人生を歩まないと不安になる。
勉強ができなくても、受験勉強がつまらなくても、高校や大学に行かないといけないので、無理やりでも勉強する。
勉強しても中々成績は上がらない。それでも勉強して最低限の偏差値がある学校に行こうと思えば、嫌でも勉強はしないといけない。
高校や大学に入ってからも卒業しないといけないから、授業がつまらなくても学校に行く。理系の大学だと研究室に配属されて、卒論が書ける程の成果を出したり、卒業前に学会で発表する学校もある。
勉強に興味ない人からすると、結構辛いと思う。出来るだけ大きい会社に入社に入社する為には、嫌でも卒業しないといけない。

就職してからも、職場に残る為には理不尽な要求をされても反論できない。仕事も断れないし、残業もしないといけない。
サービス残業などの違法なことを要求されても断れなくなる時もあるはずだ。仕事に関係の無いイベントにも参加しないと、自分の印象が悪くなるから、断れない。
それをいつになるか分からない定年まで行う。今は60歳で定年を迎えることになっているが、今の60代の人たちが新卒で入社した時代は、定年が55歳だったらしい。55歳でリタイヤをしていたことになる。
金勘定ばかりの人生だと我慢に我慢を重ねる生き方を、いつになるか分からない定年まですることになる。
買い物をするときも、これを買うと貯蓄がいくら減って、回収する為には、何時間働くことになるか考えると、買い物をした後のに何故か嫌な気分になる。
僕は、金勘定ばかりの人生は疲れるから、辞めてたい。

金勘定をしなければ、受験勉強が辛ければ辞めればいい。学校に入って、授業がつまらない、もしくは学校に行きたくないなら辞めれる。
会社でもいつでも辞めれる。だから、理不尽な要求されたら反論できる。参加したくないイベントは断ればいい。そうするだけで仕事のストレスは、減る。
仕事が嫌なら辞めることだってできる。そう考えると、かなり楽な気持ちで生活が出来るようになる。
仕事を辞めてお金が無くなったときは、必要な分だけ時給で稼いで生活をすればいいやと思えると、自由に過ごせる。

金勘定しない人生の方が楽しい。
欠点が有るとすれば、労働時間が減って給与が減るくらいだろう。
僕の様に独身であれば給与が増えても、無駄使いするだけだから、正社員をしていても無駄に使うお金を使っているだけだ。
しかし、金勘定すると、正社員だと本給が決まっているし、ボーナスが出る分得だと考えてしまう。正社員を辞めれれないと思ってしまう。
お金も大事だから、金勘定なしで生活することは難しい。

お金中心に考えているうちに年を取ってしまうだろう。金勘定の人生から抜け出す為には、お金を溜めるか、自力でお金を稼げるようにすることで、徐々に抜け出せる。