進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社畜が朝活昼活夜活しても意味ない

ネットのニュースを見ていると、できる会社員はここが違うという触れ込みで時間の使い方、時間節約術などで朝活昼活夜活を勧めている記事を見つける。
合間の時間を見つけて、効率良く自己成長をしよう的な内容だ。
業務に役立つ知識を得たり、資格を取る為の勉強をする。こんなことをしても、給与が上がることは無いし。知識を得て仕事を頑張ったとしても仕事量が増えて労働時間が増えるだけだ。
体を鍛えたところで、過酷な労働環境でも仕事とに耐えれるようになるだけで、本人にとっての利点が無い。80時間の残業に耐えれるか体が100時間の残業に耐えれるだけになるだけだ。
本来なら、企業が人を雇って残業時間を減らせる努力をしないといけないところ、従業員が残業をしてカバーしているだけだ。従業員の数が少ないと企業が社会保障の支払額が少なくなるので、その分利益を上げることが出来る。
長時間残業を放置している企業は、従業員から利益を搾取しているだけだ。
朝活昼活夜活で苦労するのは従業員で、得をするのは経営者だ。会社で役立つことなんて自力で学ぶ必要が無い。頑張ったところで、残業手当が少しばかり増えるのが関の山だ。

馬鹿馬鹿しい限りである、どうしてこうも社畜というのは効率効率と暑苦しいのだろうか。効率上げても儲けるのは、経営者だけだ。従業員が効率良く頑張ったところで、利益を得ることが出来ないだけでなく、もっと頑張ることを求められるだけだ。
最悪の場合は、限界を超えて病気になる人が出ても、もっと努力する経営者もいる。
にもかかわらず、経営者の指示ではなく、自分から進んで努力して、経営者を設けさせようとする人がいることが理解できない。
効率を考えるのは、経営者の仕事だろう。仕事で無理をするのも経営者だけでいい。従業員の立場で無理がしたいなら、高額な報酬を貰って、会社のお金を動かせる程の権利を持ってからでいい。


朝活とは、朝早起きして会社に行く前に自分を高める行動をすることだ。
睡眠というのは人間の根幹を成すものであり、それを削るというのは自分自身を削るのと同意 ベースとなる睡眠をしていなければ、その上になにも積み上げることはできないはずだ。
睡眠時間を削るとどこかで、反動が出る。もし仕事中に出たら、仕事中にうとうとすることになる。日本に会社では、仕事の内容より、仕事の態度や労働時間が評価されるところもある。
朝活しても、仕事中にうとうとしていたら逆に評価が下がることも起こるので、朝活は従業員にとって意味が無い。


昼活は、お昼休みに自分を高めることだ。
社畜をしていると、昼ご飯を食べて、休憩をしていたら殆ど時間を取ることが出来ない。


夜活は、帰宅後にするものだ。仕事から帰ってなにかするなんて当たり前なので、これに至ってはよくわからない。
残業が当たり前に有るような会社では、十分な時間が取れない環境では、夜活も特別視するのはわかる。


朝活昼活夜活で効率よく行動しているつもりでいるかもれないが、実際には睡眠時間を削て、休憩時間を返上してやるのは効率が悪い。
自分の能力を高めたところで社畜をしていると、行動している時間の多くは職場にいるので、能力を発揮しても利益は、経営者が持っていくだけだし、社畜をしながら、仕事以外のことをするのは効率が悪い。
そんなにも時間が惜しいと思うなら、仕事を辞めることで時間が確保できる。
時間がないのは、仕事をしているからである。僕はこんな単純明快なことに気が付いたのは最近だ。
就職して、上司を見ていると仕事量に対して給与が少ない。バイト並みの給与しか払わないのに、残業をすることを求めてくるので、搾取されているとしか思えないようになって、ネットで労働について調べるようになってから気が付いた。
僕が務めている会社のように明らかに搾取している会社であれば、気が付くことだと思うが、雇用条件がもう少しいい会社ではこのことに気が付かないかもしれない。
仕事を辞めると効率が上がるし、朝活昼活夜活をして睡眠時間を削ったり、休憩時間を無くさなくても十分に時間が確保できる。
頑張って結果を出すことが出来れば、全部自分の利益になる。


そのためには、仕事を辞めても当分の間は生活できるだけの資産を持つことが大事だと思う。
資産を持つためには、維持費がいるようなものを所有せずに、無駄使いを減らす様にすればいい。