進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

経営者は気楽過ぎないか

慢性的に残業が有る企業に勤めるサイタマです。


後輩が珍しく定時帰宅しているので「珍しく定時やな」と声をかけたら、後輩が「そうなんですけど、この後寮で食事会が有るんですよ」と言いていた。
この食事会は、独身寮にいる若手社員と社長とで食事をする会だとのことだ。時間は18時スタートするみたいだ。もちろん定時後なので、時間外手当は付かない。

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寮での食事会に社長が参加するとなれば、実質的には接待である。ましてや独身寮には若手社員がいて、住むところも給与も社長に握らている。若手社員は社長をよいしょするしか出来ない。
おそらく、貯蓄額も少ないから、仕事をよ続けないといけないと思い込んでいる人ばかりだから社長に気を使うのは当然だろう。
社長からすると、気持ちが良い食事会になるのだろう。一方で社長が気持ちいい気分を味合う反動として、寮にいる従業員は気まずい気分を味わいながら食事会を乗り切るのだろう。
キャバ嬢なら、小汚いオッサンでも給与が増えるならもてなすが、従業員はもてなしても給与が増えないので余計にキツイ。無駄な時間でしかない。
社長だから、会社の経営をキッチリして利益を上げて、従業員が定時帰宅出来て、既婚者でも生活が維持できる給与を払っていれば、寮で若手社員に機嫌取りしてもらえばいい。
実際には、定時帰宅は出来ないし、給与も既婚者は生活が出来ない水準である。若手社員に接待をさせている暇が有ったらちゃんと仕事をして欲しいものだ。


社長が寮で若手社員に機嫌取りして貰っている間に、従業員はなんとかして納期を間に合わせようと残業して仕事をしている状態である。
従業員からすると、残業をしてまで納期をに合わせても意味は無い。昇給も年齢に応じてするだけなので給与が増えることが無い。仕事が楽になることも無い。
残業をして納期を間に合わせても、他の仕事の納期が短くなるだけなので、残業は減らない。
みんなが努力して仕事をした成果として利益を得るのは経営者はだけである。その経営者は、従業員が残業している間に、ほろ酔い状態で機嫌取りして貰っている。
従業員からするとアホらしい。本来なら逆であるべきだ。


経営者にとって仕事の成果は自分の利益に直結するので、常に仕事に必死に取り組む価値が有る。一方従業員は、雇用契約を結んで仕事を手伝う代わりに、給与を貰っているに過ぎない。
従業員は会社が利益を上げても、給与は増えない。逆に経営者の判断ミスで利益が出ないときは、真っ先に従業員の給与がカットされる。雇われの立場であればもっと気楽に仕事をすればいい。
にも拘わらず、仕事を必死にする従業員を見ていてうまく利用されているなと感じた。
残業をしている従業員を見ていると可哀そうになる。僕も残業をしているかわ可哀そうだと思われるかもしれないが安心して欲しい、僕は仕事をしていない。


従業員は、もっと気楽に仕事をすればいいと思う。雇われのなのに真剣に仕事をやり過ぎである。
従業員が納期を間に合わせようと残業している間に、経営者は遊んでいる。
従業員が難しい仕事をどうして処理しようか悩んでいる間に、経営者は遊んでいる。
経営者が遊んでいるなら、従業員も会社で遊ぶしかないだろ。
仕事なんて真剣にせずに、納期が間に合わなくてもいいか。難しい仕事なんてやりたい人が勝手にすればいいくらいの気持ちで取り組もう。
残業なんて、残業代がないと生活できない人だけすればいい。


経営者は、私生活を犠牲にしてでも仕事をやる価値がある立場なのに、従業員が仕事を頑張っている間に、寮で遊んでいる。
そんな、経営者を儲けさせる為に仕事をしても意味が無い。
雇われの立場であれば、仕事に私生活を犠牲にする必要は無い。残業が私生活を充実させる為に必要ないなら辞めよう。
従業員にとって仕事なんて大して重要でない。成功したとしても、給与は増えない。事業がうまくいっても不労所得を得ることも無い。会社を辞めれば収入は無くなる。


会社に尽くして体調を崩して仕事が出来なくなると容赦なくリストラしてくるだろう。一方でワンマン経営者なら、体調が悪くて仕事が出来なくても辞めさせられないし、辞めても株を持っているので収入は貰える。
従業員と比べ物にならない程の権限を持ち、利益を得ることが出来る。
なので、従業員は経営者以上に気楽に仕事をするべきだ。成果が出なくても気にしなくていい。