進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

戦力にならない従業員は有給を取ろう

昔は有給を取らすに仕事をすることがいいことだとされていたと思う。
しかし、現代では有給休暇をとることは、企業にとってもいいことだと思う。

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求人を出すときに有給取得率が高ければ、応募者は増えるはずだ。有給取得率なんて関係無く人が集まる企業は、大手で有名なところ位だと思う。中小ではまずありえない。
求人に書かなくても、応募者は採用試験中にもブラック企業か見分けようとしてくる。見分ける際にあからさまに「御社は、ブラック企業ですか」と聞ける人は少ないので「有給取得率どのくらいか」とか「残業時間は」と遠回しに探ってくる。
そこで有給取得率が低いと、ブラックだと判断されて、内定を出したとしても、入社しないかもしれない。
だからと言って、ブラック企業の経営者考えだと、有給を全て取得させて有給取得率を100%にしようとはならない。
ブラックの経営者からすると、従業員の労働時間が減ると、会社の利益が減ると考えるので、出来る限り取らせたくない。
従業員の給与は有給を全て取得した前提で決められている。有給を使わずに働かせると、タダで働かせることが出来るので、経営者からするとお得になる。
そこで有給を使わずに働かせれば得だからと言う理由で有給取得拒否をしようとする悪い経営者がいるかもしれないが、法律で有給取得拒否は出来ない。
経営者が出来るのは、有給取得日の変更をお願いすることしかできない。変更理由は、仕事が忙しいから程度の理由では出来ない。
また、有給を取らせないようにした結果、有給取得率が低くなると、ブラック企業であることがばれて、求人を出しても人が集まらない。


そこで、労働力を出来るだけロス是ずに有給取得率を上げるには、戦力にならない従業員に有給を取らせればいい。
例えば優秀な従業員だと1日に100仕事するとして、戦力にならない従業員は50仕事をするなら、戦力にならない従業員を休ませても優秀な人の半分だけのロスで済む。
有給取得率は、従業員の能力は関係無いので、優秀人が休んでも戦力にならない人が休んでも同じ様にカウントされる。
戦力にならない従業員は、仕事が嫌いな人が多いはずだ。仕事嫌いな人からすると、有給が取れる方が嬉しい。僕もそのうちの一人だ、僕は、戦力どころかやる気も無い。
戦力にならない従業員に有給を取得させるのは、会社にとっても得になる。本人にとっても得になる。仕事が出来ない人だと、自分が休んでも仕事が回らない心配も少ないので気楽に取得できる。
なので、僕は意味もなく有給を取得した。


こう考えると、仕事が出来るサラリーマンは、得をしない。仕事を多くこなしても給与は上がらない。
上司から仕事が出来る奴だと思われると仕事がどんどん振られる。仕事量に応じて給与がるわけでない。
職場の昇給のシステムを見ていると、仕事の量でなく勤続年数に応じて上がる。ワンマン企業なら、経営者の身内であれば無条件に出世して昇給が有るのだろうけど、残念ながらそうした人はかなり少数だ。
仕事が出来るなら、給与分の仕事は短い時間で出来るから、労働時間は短くなると思うかもしれないが。この考え方は、かなり疑わしい。
出来る人ほど仕事が多く振られるので、労働時間は長くなる。仕事には納期が有るので、納期を間に合わせる為には残業をして間に合わせることになる。
責任感が強い人なら有給取得をすると仕事が回らないと思って取得できないかもしれない。
仕事が出来るサラリーマンは、給与は上がらないし、残業時間は伸びて有給取得も出来ない。待遇で利点があるとすれば、残業代が付くくらいだろう。
優秀なサラリーマンは、仕事が好きでやっているのだから、待遇は気にしていないのだろう。


仕事は優秀なサラリーマンに任せておいて、戦力にならない従業員は、有給を取って会社の有給取得率を上げることに貢献しよう。