進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

嵐もセミリタイヤか

嵐のリーダが2020年をもって引退もしくは、期限を決めずに休暇を取るみたいだ。
理由を聞いていたら「やりたいことをしたいから、休む」と捉えることが出来ると思う。
やりたいことをする為に、期限を決めずに休むと言えば、セミリタイヤに似ている。
セミリタイヤは、フルタイムの仕事を辞めて必要に応じて働くか、フルタイムで働いていた時より短い時間だけ働いて、他の時間は好きなことをして過ごすといったものだ。
「やりたいことをしたいから、休む」ことはセミリタイヤに共通するものを感じる。確かに、売れているタレントとなると自由に時間は取れないのだろう。


今回の休暇理由を聞いていて思ったことは、時間が無いと好きなことが出来ないので、時間が最大の資産であることだ。
嵐のリーダともなると、人気は有るし、同年代の人と比べても体は動くし、資産も十分に有る。器用にいろんなことをこなすことが出来るにも拘わらず、好きなことが出来ない。
出来ないのは時間が足りないからだ。嵐のリーダが引退する出来事は僕にとって、本当に何かする為に必要なものは時間だと痛感する出来事だった。やりたいことをする為に足りないのはお金ではないことだ。


サラリーマンをしていてセミリタイヤをしたいが出来ない最大の理由は、お金が足りないからだ。
やりたいことをする為に必要なものは、お金だと考えがちだが、本当に必要なものは時間なんだろう。サラリーマンをしていて、安心できる程のお金を貯める頃には、年を取ってしまっていては意味がない。
もし、やりたいことが有るなら、サラリーマンをしてお金を稼ぐことを重視せずに、時間を重視して、行動した方がいい。


お金以外に、サラリーマンがセミリタイヤ出来ない理由は、社会的地位だと思う。なんだかんだ言って、正社員で働いていると、ある程度の社会的な地位を持てる。
周りの目を気にする人は中々、会社員を辞めることが出来ない。これを捨て、無職になるには勇気がいると思う。日本では無職と言えば印象が悪い。
そこで、国民的アイドルが仕事を辞めて、セミリタイヤして、無職の様になって好きなことをしていると、悪い様には見られないと思う。
こういった人が、することで、セミリタイヤして無職していること自体に悪い印象が持たれないようになるはずだ。有名人がセミリタイヤして好きなことをしだすことで、一般人がセミリタイヤして無職をしていても印象が悪くならない社会になる。
こうした、有名人がセミリタイヤしだすことで、セミリタイヤがしやすい社会が実現しする。
そうなると、現代だと定年するまで働くことが正しいとされる価値観から、休みたいときは休んで好きなことをすることも有りの価値観に代わっていくと思う。
サラリーマンとして働くことが合わないと感じている人にとっては、生きやすい世の中になるはずだ。

 

過去にも、式場を借りて結婚式をやりだしたのはは有名人だけだった。その後に一般的人もするようになった。今回様に「やりたいことをする為に、長期休暇を取る」有名人がでると今後は、一般の人にも浸透することを期待している。

 

余談なんだけど、嵐の記者会見を見ていると的外れな質問が有った。

復帰する時期を聞いていたが、引退して好きなことをしようとしている人がいつ復帰するかなんて考えているわけが無い。引退する前に復帰時期を聞かれると気持ちがなえる。

国民的アイドルとしての責任をどうするかなんて聞いていたが、責任ってなんなのか意味が分からない。
無理に解釈するとしたら、引退した後の穴をそうして埋めるのかということだろう。個人に穴をどう埋めるか聞いても答えることが出来着ない、
そもそも、穴埋めをどうするかは、本人でなくて事務所やテレビ局がする仕事で個人ですることでない、全く的はずれの質問だ。
サラリーマンでも同じことを聞かれるが、一端の雇われでしかない従業員が抜けた後に仕事をどのように回すかなんて、経営者が考えることであって、従業員には関係のない話だ。
責任を問うなら権限も与えて欲しい。例えば、好きな時に休みを取れたり、労働時間も自分で決めることが出来る。好きな部署に異動したり、仕事も選ぶことが出来る。利益が出た時には自分の給与が決めれる。
これくらいの権限が有るなら、責任を問いたい気持ちは分かる。権限が無いのに、責任だけ問うのは迷惑だから辞めて欲しい。