進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

交渉は徐々に

世間では働くことが当然とされて、それ以外は邪道だとされている。邪道の中でも特にセミリタイヤは受け入れられない。
僕は、セミリアタイこそ自然な生き方だと思うが、残念なことに世間はこうした価値観は間違いだとされる。


こうした価値観は、学校では働くことが正しいと教えられて、会社に入社すると社畜精神を学ぶ研修をさせられて必死に働くことが当たり前だと思い込まされる。
雇われ仕事をしていると、働くことだけが正しいと信じ込んでしまう。こうした人に仕事を「辞めてセミリタイヤする」なんて言っても理解されない。
確かに昔はみんなで食べものを生産していた。その頃は働かない人が居れば生活が維持できなかったかもしれない。現代では、働かない人が居ても生活に困る人がいるか疑問に思う。
生活と言えば衣食住になる。着るものは店にあふれている。服屋は、在庫処分に困っているのでないかと思う。
食材に関しても、廃棄処分が問題になっている。住に関しても田舎では空き家が問題になっているし、マンションも常に入居者の募集が有る地域ばかりだ。
労働によって過度に供給しすぎているのでないかと思う。働かない人が居ても問題が無い時代になっている。


仕事を辞めてセミリタイヤをする際に職場の人間関係に関しては、退職後に関わることが無いから気にする必要は無い。
上司は権限を持っている思っているが、会社内ではある程度影響力が有るのかもしれないが、会社を出れば無力なおっさんでしかない。
退職後も続く人間関係に関しては、社内の人と同等に扱えない。
身内にはいきなり「仕事を辞めてセミリタイヤする」と言って無職とフリーターを繰り返す生活を始めると、発狂してしまうかもしれない。


身内との人間関係を大事にするならは徐々に説得していくべきだと思う。
仕事が嫌でも不満を言わないで、ポジティブなことを言っておく。仕事をある程度したら、「もっとやりたい仕事が有るから転職がしたい」と身内に伝える。
どんな仕事に就いても、自分はすごいことをしているかの様に見せかける。仮に製品の検査の仕事であっても、研究開発で実験結果の観測をしている位盛って話す。
転職後しばらくしたら「独立したい」と言いだす。
収入を会社に頼るのではなくて、自力で稼ぐ為にチャレンジしたいと言う、ポジティブな理由でどんどんキャリアアップしているかの様に見せかけて、無職に近づいていく。
独立してしまえば、セミリタイヤ達成となる。実際にはただの退職だとしても内緒だ。
セミリタイヤを受け入れて貰う為に回りくどい方法を取らないといけないので大変だ。

 

僕からすると正社員で仕事をする方が違和感がある。学校を卒業したら、仕方なく就職した会社に40年も仕事を続ける方が狂気を感じる。
仕事が好きで続けるなら何十年も続けるのも分かる。
サラリーマンを見ていると仕事が嫌だけど、同調圧力に負けて仕方なくやっている人が殆どだ。
仕方なく労働をするのは囚人と同じだ。罪を犯していな人が仕方なく働くのは不自然だ。
セミリタイヤの方が、自然な生き方ができる気がする。
僕は、セミリタイヤが認められる世の中になって欲しい。むしろ、正社員が受け入れられない位でもいいと思う。