進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

有給取得率56.3%で過去最高は悲しい

19年の有休取得率56.3% 過去最高も目標遠く

news.yahoo.co.jp

2020年は景気が落ち込んで、過去最高を更新したりして。
有給なんて本人都合で取ればいいにも関わらず、会社の都合に合わせて取っている人が多いから、取得率が低いのだろう。

年間に有給取得5日を義務付けて過去最高日数になったのは良いが、得率が56.3%で過去最高なのは悲しい。本来なら100%で普通である。
働いていると有給取ると言えば、休んでも給与が貰えるとした考えかちで、仕事が忙しい時は取らない人は多く居る。その結果が有休取得率56.3%にとどまっているのだろう。
損得勘定が得意な経営者様が休んだ労働者のお金を払うはずがない。
有給はとる前提で給与が決まっているので、好きな時に取ればいい。日給が1万円で有給が10日付くなら、前もって10万円差し引かれてから給与やボーナスが支給されている。
同じ条件で雇用された人同士でも全ての有給を取得した人と取得0の人でも貰える給与は同じである。後者は有給を取らなかった日数だけタダ働きしている。
僕は、サービス残業より有給を取得させずに働かせる方がタチが悪いと思う。訴えさえすればサービス残業は後で働いた分だけ請求できるが、有給を消失は後で取り戻せない。

取得率が低いのは有給を取得させないことでタダ働きさせる企業が蔓延している証拠だろう。
それにしても、企業の有給取得阻止は陰湿である。
経営者が自らするのでなくて、社畜に都合のいい価値観を植え付けることで、経営者の意思を代弁しているに過ぎない。
「忙しいから取れない」や「あの人は取っていないのにお前だけ取るのか」「連休をつなげるなんて非常識だ」と言って取りにくい空気感を作りだしている。
そうした空気感を作っている上司の有給が取れない。取得率が下がっていく。
従業員同士で有給取得の我慢合戦して損している一方で、経営者はほくそ笑んでいる。
自ら有給を差し出して、働くなんて自傷行為に過ぎない。従業員よりはるかに豊かな経営者の為に尽くすなんて理解できない。
貧しい自分達を豊かにする為に働くべきだ。

そもそも、仕事が忙しいと言うが、一端の雇われが気にする価値もないことである。
忙しいのは経営者が儲けたい余りに少ない人員や設備に対して多く仕事を入れ過ぎているに過ぎない。
間に合わないと従業員が困るかの様に言われるが、全く困らない。困るのは仕事を入れた経営者の方である。
一端の雇われからすると、業務状況なんて気にしないで、取りたいときに有給を取ればいい。
取ろうとしたときに、上司が「忙しいから」と阻止したら、「契約違反か、法律に触れてますか」と聞いて取得すればいい。
上司も契約違反や法律に触れているなら、解雇するなり、減給するなりで対処すればいいだけの話だ。
仕事が忙しい程度の理由なら有給取得は法律上も契約上も問題なく取れる。
そんな取り方をすると、職場に居づらくなると思うが、問題ない。
有給取得すら出来ない職場は待遇が悪い可能性が高く、慢性的に人手不足なので、居づらくして部下が辞めるとなれば困るのは経営者の方である。
上司は経営者のポチなので、自分も困ると思い込んでいるから、不満に思いつつも何も出来ない。
そもそも、そんな職場に居ても損なので、上司に気を使う必要もない。上司の態度が気に入らないなら、自分から辞めてやるのも有りだ。
恐らく止めようとしてくるから、そのタイミングで要求をして受け入れるなら続けても良いし、せっかく「辞める」と伝えたのだから退職するのも有りだ。
転職するなら、有給取得率が高い職場に行けば、容易に有給取得が出来る。

有給取得率を上げるには、有給に関して正しい認識をする。
取りたい時は申し出る。
拒否する無能上司が居る場合は「法律や契約上拒否できない」とだけ伝えて、有給を取得すればいい。
みんながこれらを実行することで有給を取得率は上がる。