進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「だるい」をもっと受け入れよう

会社で仕事をしていると常にやる気が有る状態でしないといけない価値感が有る。
上司に「仕事がだるい」と言うと「やる気が足りない、もっと頑張れ」と叱責されるだろう。会社では「だるい」は否定的に捉えられている。なので「だるい」と言った感情が有っても、出せない人は多くいるはずだ。
会社では「だるい」と思っていても、常にやる気を無理やり出して仕事をしている人は多くいるのでないだろうか。

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僕は、「だるい」感情は出していった方が良いし、会社でも否定的にとらえるのでなくて受け入れた方が良い。
だるさは、仕事でのストレスが溜まっていて、仕事が合わなくて辛い思いをしている状態になっている。だるい時は、休養したり、仕事以外のことをして気分転換した方が良いシグナルが出ている時だ。
ただ、仕事を休む時の理由が、だるいだとひんしゅくを買ってしまう。休むなら、病気になって働けない状態でないと認めて貰えない会社が殆どだろう。働けない時しか、休むことを認めない会社の方がおかしい。
だるいと思うときは、仮病を使ってでも休んでしまおう。
ずっと、やる気が出ないことも無い。逆にずっとやる気を出すこともできない。だるくてやる気が出ないときはサボるのは、健康を維持するうえで重要なことだ。


だるさを無視して無理して働き続けると、どこかで体調を崩して突然休業しする人が出る。やる気を出して仕事をしていた人がストレスで仕事が続けれなくなり、突然辞める人が出ることが起こる。
少し前までやる気を出して仕事をしていた人が突然いなくなことも起こる。突然辞める人が出ると職場の損失は大きいと思う。辞めた人の仕事を引き受けた人も辞めて連鎖的に人が減ることも有る。

「だるさ」を認めることで、突然辞めることは無くなる。だるいが理由に休むことを認めれば、みんな仕事を続けるはずだ。辞めるにしても前兆が有るので、代わりを雇うこともできる。
会社にとっても「だるい」を認める利点はある。


実際には、だるいを認めない職場が多い。「だるい」といっても「やる気が足りない」で済ませられる。
体調を崩して休んだり、ストレスで仕事を辞めても「あいつは根性が足りない」で済まされる。だるい感情は軽くみられることが有るが、こうした職場は危機的な状態にあると思う。
会社の中で繊細な人が、ストレスを感じている状態である。会社の中のストレスに繊細な人は「炭鉱のカナリア」的な存在だ。
炭鉱の中には有毒なガスが発生していた。知らない内にガスを吸うと危ない。かつては、炭鉱に入るときにカナリアを籠の中に入れて持ち歩いていた。人よりカナリアの方がガスに対して敏感なので、近づくとカナリアが鳴かなくなる。
その場所が危険な場所であることが分かる仕組みだ。

もしカナリアが頑張ってガスを吸っても鳴き続けると、危険な場所に入ってしまうので、迷惑だ。
「だるさ」を認めない職場は、カナリアにタフさを求める職場である。カナリアがタフなら困るだろ。危険な状態であることに気が付かずに仕事を進める。気が付いたときには、職場に人が居ない状態になる。

元の話に戻すと職場で、カナリアの役目を果たす人は、ストレスに敏感な人だ。ストレスに敏感な人は職場の異常な状態に早く気が付く。
ストレスで体調を崩す人が居る、いつも辛そうにしている人がいる職場は、異常な状態なのかもしれない。
体調を崩して休んだり、ストレスで仕事を辞める人が出るということは、危険を感じて逃げる人が出ている状態だ。


「だるさ」を感じたときは、無理にやる気を出さずに一度冷静に考えた方が良い。
やりたいことをしているときは、周りから見て大変なことをしている事でも、本人は、だるいと思っていない。
だるい時は、自分に合わないことをしてる可能性がある。